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Oracle® Solaris カーネルゾーンの作成と使用

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更新: 2018 年 8 月
 
 

カーネルゾーンホストでのハードウェアおよびソフトウェアサポートの確認

カーネルゾーンを計画して配備する前に、カーネルゾーンホストが Oracle Solaris カーネルゾーンのソフトウェアおよびハードウェア要件を満たしていることを確認する必要があります。

システムでカーネルゾーンをサポートできることを確認する方法

  1. Oracle Solaris オペレーティングシステムのバージョンが 11.2 以上であることを確認します。
    $ uname -a

    たとえば、システム global で:

    global$ uname -a
    SunOS global 5.11 11.4 sun4v sparc sun4v
  2. カーネルゾーンのブランドパッケージ brand/brand-solaris-kz がインストールされていることを確認します。
    $ pkg list brand/brand-solaris-kz

    この例は、カーネルゾーンのブランドパッケージがシステム global にインストールされていることを示しています。

    global$  pkg list brand/brand-solaris-kz
    NAME (PUBLISHER)                               VERSION                    IFO
    system/zones/brand/brand-solaris-kz            11.4-11.4.0.0.1.10.1       i--
  3. カーネルゾーンが大域ゾーンでサポートされていることを確認します。
    $ virtinfo

    この出力例は、カーネルゾーンがシステム global でサポートされていることを示しています。

    global$ virtinfo
    NAME            CLASS
    logical-domain  current
    logical-domain  parent
    non-global-zone supported
    kernel-zone     supported

関連項目

詳細は、virtinfo(8) のマニュアルページを参照してください。