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Oracle® Solaris カーネルゾーンの作成と使用

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更新: 2018 年 8 月
 
 

カーネルゾーンの移行の要件

ライブ移行、ウォーム移行、コールド移行の要件はそれぞれ異なります。

カーネルゾーンのすべての移行方式での要件


注 -  共有ストレージを使用できない場合、zoneadm migrate コマンドを使用してゾーンを移行することはできません。ただし、統合アーカイブを作成し、新しいホストシステムでアーカイブからゾーンを作成し直すことはできます。Oracle Solaris 12 でのシステム復旧とクローンを参照してください。

カーネルゾーンのウォーム移行およびライブ移行での追加要件


注 -  カーネルゾーンのライブ移行での追加要件も参照してください。

カーネルゾーンのライブ移行での追加要件

ライブ移行を使用するには、カーネルゾーンの移行の要件カーネルゾーンのウォーム移行およびライブ移行での追加要件に記載された要件のほかに、ソースシステムとターゲットシステムの両方が次の要件を満たす必要があります。

  • SPARC ベースシステム間のライブ移行では、次のファームウェアバージョンがインストールされている必要があります。

    • システムファームウェア 8.8 以上がインストールされている SPARC T4 システム

    • システムファームウェア 9.5 以上がインストールされている SPARC T5、SPARC M5、または SPARC M6 システム

    • SPARC M8 システム。すべてのファームウェアバージョンがサポートされています。

    • SPARC T7 または SPARC M7 シリーズサーバー。すべてのファームウェアバージョンがサポートされています。

    • Fujitsu M10/SPARC M10 サーバー。Fujitsu M10 システムのプロダクトノートのファームウェア要件 (使用している構成に適したもの) に従ってください。

    • Fujitsu SPARC M12 サーバー。すべてのファームウェアバージョンがサポートされています。

  • カーネルゾーンライブ移行サービス、svc:/network/kz-migr:stream。ターゲットホストのポート 8102 が開いている必要があります。

  • 10 Gb 以上の Ethernet リンクが推奨されます。

    停止時間の最小化が重要な場合は、ほかの移行も含め、そのリンク上でほかのトラフィックを制限することを検討してください。詳細は、Oracle Solaris カーネルゾーンのベストプラクティスに関する記事を参照してください。