ゾーンが一時停止または停止されたあとでソースシステムのゾーン構成が変更された場合、移行したゾーンのブートが失敗する可能性があります。また、実行中のゾーンに対してライブゾーン構成変更が行われたあとでゾーンが一時停止された可能性もありますが、その場合、永続的なゾーン構成にはその構成変更は反映されていません。このため、ソースとターゲットのゾーン構成間やシステム間での互換性チェックは一切行われません。ストレージのみがチェックされます。
構成の互換性が保たれていることを移行前に確認していた場合、ターゲットシステム上の移行したカーネルゾーンを再開できるはずです。ソースシステムとターゲットシステム間の互換性のため、つまりゾーン構成の違いのために、ターゲットシステム上の一時停止されたゾーンを再開できない場合は、ターゲットシステム上のゾーン構成を変更したあとで、もう一度再開を試みてください。boot コマンドで –R オプションを指定して非再開モードでゾーンをブートすることもできますが、その場合はゾーンの一時停止イメージに保存された情報が使用されないので、それはもうウォーム移行ではありません。