Oracle ZFS Storage Appliance の概要
Oracle ZFS Storage Appliance の構成
BUI を使用した LACP 集計リンクインタフェースの作成
プローブベースのリンク状態障害検出を使用した IPMP グループの作成
リンク状態のみの障害検出を使用した IPMP グループの作成
BUI を使用した InfiniBand パーティションのデータリンクとインタフェースの作成
BUI を使用したクラスタ化されたコントローラでの VLAN ID なしの VNIC の作成
BUI を使用したクラスタ化されたコントローラでの同じ VLAN ID の VNIC の作成
CLI を使用したマルチホーミングプロパティーの「厳しい」への変更
BUI を使用した LUN と FC イニシエータグループの関連付け
CLI を使用した LUN と FC イニシエーターグループの関連付け
CLI を使用したイニシエータとイニシエータグループの別名のスクリプト作成
CLI を使用した自動生成の IQN を持つ iSCSI ターゲットの追加
CLI を使用した RADIUS 認証を使用する特定の IQN を持つ iSCSI ターゲットの追加
CLI を使用した CHAP 認証を使用する iSCSI イニシエータの追加
BUI を使用した、ダッシュボードの表示のみが可能なユーザーの追加
Oracle ZFS Storage Appliance の設定
iSCSI イニシエータには、次の構成可能なプロパティーがあります。
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iSCSI クライアント構成を計画する場合は、次の情報が必要になります。
どのイニシエータ (およびその IQN) が SAN にアクセスするか。
CHAP 認証の使用を計画している場合、各イニシエータはどの CHAP 資格を使用するか。
iSCSI ディスク (LUN) はいくつ必要で、どれだけの大きさにするべきか。
LUN を複数のイニシエータ間でシェアする必要があるか。
アプライアンスが RADIUS を使用して CHAP 認証を実行できるようにするには、次の情報が一致する必要があります。
アプライアンスは、RADIUS サーバーのアドレスと、この RADIUS サーバーと通信するときに使用するシークレットを指定する必要があります
RADIUS サーバー (たとえば、クライアントファイル内) には、このアプライアンスのアドレスを提供し、かつ上と同じシークレットを指定するエントリが含まれている必要があります
RADIUS サーバー (たとえば、ユーザーファイル内) には、CHAP 名を提供し、かつ各イニシエータの CHAP シークレットに一致するエントリが含まれている必要があります
イニシエータが CHAP 名として自身の IQN 名を使用する場合 (推奨される構成) は、アプライアンスに、イニシエータボックスごとに個別のイニシエータエントリは必要ありません。RADIUS サーバーは、すべての認証手順を実行できます。
イニシエータが個別の CHAP 名を使用する場合は、アプライアンスに、IQN 名から CHAP 名へのマッピングを指定する、そのイニシエータのためのイニシエータエントリが存在する必要があります。このイニシエータエントリで、そのイニシエータの CHAP シークレットを指定する必要はありません。
iSCSI の一般的な構成の誤りのトラブルシューティングに関するヒントについては、iSCSIを参照してください。
iSCSI のパフォーマンスは「分析」を通して監視できます。その場合、操作またはスループットをイニシエータ、ターゲット、または LUN ごとに分解できます。