初期インストールプロセスの一部では、10GbE プライベートネットワークを使用して、コンピュートノード 2 で静的 IP アドレスを再割り当てします。10GbE プライベートネットワークの配線手順を完了していない場合は、これらの手順に進まないでください。10GbE プライベートネットワークの接続を参照してください。
MiniCluster へのはじめての電源投入を参照してください。
SER MGT ケーブルの接続を参照してください。デフォルトのパスワード welcome1 を使用して root としてログインします。コンピュートノード 1 でのみ Oracle ILOM に接続する必要があり、コンピュートノード 2 では必要ありません。
-> set /SP hostname=hostname-ilom
ここで、hostname は、事前のタスクで DNS に入力したコンピュートノード 1 の SP の Oracle ILOM ホスト名ですが、ドメイン名は含みません。たとえば、DNS の入力に mc2-n1-ilom.us.oracle.com を使用した場合は、このコマンドで次のように入力します。
-> set /SP hostname=mc2-n1-ilom
-> set /SP/network pendingipdiscovery=static Set 'pendingipdiscovery' to 'static'
-> set /SP/network pendingipaddress=service-processor-IPaddr Set 'pendingipaddress' to 'service-processor-IPaddr'
ここで、service-processor-IPaddr は、事前のタスクで DNS に入力したコンピュートノード 1 の SP の Oracle ILOM IP アドレスです。
-> set /SP/network pendingipgateway=gateway-IPaddr Set 'pendingipgateway' to 'gateway-IPaddr'
ここで、gateway-IPaddr は、初期構成ツールで入力したゲートウェイ、または 事前のタスクの表にあるゲートウェイです。
-> set /SP/network pendingipnetmask=netmask Set 'pendingipnetmask' to 'netmask'
ここで、netmask は、初期構成ツールで入力したネットマスク、または 事前のタスクの表にあるネットマスク (サブネットマスク) です。サブネットマスクとして指定した情報は CIDR 形式でした。たとえば、サブネットマスクに 22 の CIDR 形式を使用した場合は、このコマンドで 255.255.252.0 を使用します。サブネットマスクから CIDR へのマッピングを設定するテーブルについては、管理ネットワーク構成情報の指定を参照してください。
このコード例は、SP を DHCP 構成から静的構成に変換するために設定されたパラメータを示しています。
-> show /SP/network -display properties
/SP/network
Properties:
commitpending = (Cannot show property)
dhcp_server_ip = none
ipaddress = xxx.xxx.xxx.xxx
ipdiscovery = dhcp
ipgateway = xxx.xxx.xxx.xxx
ipnetmask = 255.255.xxx.0
macaddress = 00:21:28:6F:A7:BB
managementport = /SYS/MB/SP/NETMGMT
outofbandmacaddress = 00:21:28:6F:A7:BB
pendingipaddress = xxx.xxx.xxx.xxx
pendingipdiscovery = static
pendingipgateway = xxx.xxx.xxx.xxx
pendingipnetmask = 255.255.255.0
pendingmanagementport = /SYS/MB/SP/NETMGMT
sidebandmacaddress = 00:21:F8:6F:A7:BA
state = enabled
set /SP/network commitpending=true Set 'commitpending' to 'true'
これで、NET MGT ポートにアクセスできるようになりました。