データベースホームを作成する前に、まずデータベース仮想マシングループを作成する必要があります。詳細は、データベース仮想マシングループプロファイルの概要を参照してください。
データベース仮想マシングループを作成し、その仮想マシングループ内の仮想マシンを設定したら、次に、このデータベース仮想マシングループ内の仮想マシンの 1 つ以上のデータベースホームを作成する必要があります。データベースホームを作成する場合は、次のものを指定します。
データベースホームを作成する特定の仮想マシングループ
必要なデータベースバージョンに関する情報 (11g または 12c)
Oracle Database のディレクトリパス。デフォルトは /u01/app/oracle/product/release_number/dbhome_number (たとえば、/u01/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_1) です。
たとえば、legal-dbz1 データベース仮想マシングループ内に、次の 2 つのデータベースホーム (データベースバージョンごとに 1 つ) を作成するとします。
11g データベースホーム — /u01/app/oracle/product/11.2.0/dbhome_1
12c データベースホーム — /u01/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_1
この図は、これをどのように構想できるかを表しています。
次の点に注意してください。
それぞれディレクトリパスが異なる複数の 11g または 12c データベースホームを作成できます。たとえば、/u01/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_2 のディレクトリパスを持つ 2 番目の 11g データベースホームを作成できます。
この特定のデータベース仮想マシングループ内に作成したデータベースホームには、この特定の仮想マシングループ内のすべての仮想マシンがアクセスできます。
データベース仮想マシングループのデータベースホームを設定したら、次にデータベースインスタンスを作成できます。データベースインスタンスの概要を参照してください。