データベース仮想マシングループを作成する場合は、その仮想マシングループに次のような特定の特性を割り当てます。
仮想マシングループの名前 — この特定のデータベース仮想マシングループの名前。
ASM ディスクグループの冗長性 — このデータベース仮想マシングループに使用されるストレージアレイ内のディスクの冗長性のレベル。冗長性を「標準」(単一のディスク障害に対する保護) または「高」(2 つのディスク障害に対する保護) のどちらかに設定できます。
各コンピュートノード上の仮想マシンの数 — このデータベース仮想マシングループ専用に各コンピュートノード上に作成する仮想マシンの数であり、各コンピュートノード上に 1 つから 4 つまでの仮想マシン。
ストレージアレイには、次の目的に使用される次のディスクが含まれます。
データベース仮想マシングループによって使用される 14 台の SSD。データベース仮想マシングループのデータは、二重ミラー化 (標準の冗長性) または三重ミラー化 (高い冗長性) されます。
データベース仮想マシングループの REDO ログに使用される 4 台の SSD (常に、高い冗長性に設定されます)。
データベースおよびアプリケーション仮想マシンにエクスポートされる共有ストレージに使用される 6 台の HDD。
たとえば、法務部用に、次の特性を持つデータベース仮想マシングループを作成するとします。
legal-dbvmg1 という名前のデータベース仮想マシングループ
標準の冗長性。データは、この仮想マシングループ用のストレージアレイ内の 2 組の 7 台の SSD にわたってミラー化されます。
この仮想マシングループで使用される、各コンピュートノード上に作成された 2 つの仮想マシン
この図は、このデータベース仮想マシングループをどのように構想できるかを表しています。
プロセス内のこの時点では、仮想マシングループを設定する方法を定義しただけです。プロセス内の次のステップでは、この仮想マシングループ内の個々の仮想マシンを設定する方法を定義します。仮想マシングループ内の仮想マシンの設定の詳細は、仮想マシンの概要を参照してください。