この手順では、MiniCluster コンポーネントバンドルのダウンロードでダウンロードした MiniCluster コンポーネントバンドルファイルを両方の MiniCluster コンピュートノードに転送し、これらのコンポーネントバンドルファイルをインストールします。
MiniCluster コンポーネントバンドルのダウンロードを参照してください。
端末ウィンドウから、次のように入力します。
remote-system# scp path-on-remote-system/mc-*-sfw.tar.a* mcinstall@ipaddress:/var/tmp
ここで、ipaddress は、installmc --deploy が正常に完了したあとの出力画面に表示されたコンピュートノード 1 の IP アドレスです。初期構成ツールを使用した方法のプロセスの一環として生成された omcips.txt ファイル内でコンピュートノード 1 の IP アドレスを見つけることもできます。
WinSCP などのツールを使用してコンポーネントバンドルファイルをコンピュートノード 1 に転送する場合は、コンピュートノード 1 の IP アドレスを使用し、welcome1 をパスワードとして使用して mcinstall としてログインします。
compute-node-1% cat component-bundle.tar.a? | gtar -x -C /var/opt/oracle.minicluster/ -f -
このコマンドの a? の部分は基本的に、.aa や .ab などで終わる TAR ファイルを包含するワイルドカード入力です。
たとえば、コンポーネントバンドルパッケージに mc-1.1.13-sfw.tar.aa から mc-1.1.13-sfw.tar.ah までの名前が付いている場合は、次のように入力します。
compute-node-1% cat mc-1.1.13-sfw.tar.a? | gtar -x -C /var/opt/oracle.minicluster/ -f -
# ssh mcinstall@compute-node2-IP-address
ここで、compute-node2-IP-address は、事前のタスクで DNS に入力したコンピュートノード 2 のクライアントアクセスネットワーク上の IP アドレスです。初期構成ツールを使用した方法のプロセスの一環として生成された omcips.txt ファイル内でコンピュートノード 2 の IP アドレスを見つけることもできます。
mcinstall ユーザーのデフォルトのパスワードは welcome1 です。
コンポーネントバンドルファイルは、リモートシステムまたはコンピュートノード 1 のどちらからでもコンピュートノード 2 の /var/tmp ディレクトリにコピーできます。
installmc プロセスが完了すると、両方のコンピュートノードがクライアントアクセスネットワークから直接到達可能になります。NET MGT ポート経由の Oracle ILOM 接続から切り離します。
MCMU BUI へのはじめてのログインを参照してください。