仮想マシングループ内の仮想マシンに関する情報を指定する前に、まずその仮想マシングループを設定する方法を定義する必要があります。仮想マシングループの設定の詳細は、データベース仮想マシングループの概要を参照してください。
仮想マシングループの設定プロセスの一部として、この仮想マシングループに含める仮想マシンの数と、これらの仮想マシンをどのコンピュートノードに配置するかを決定します。次に、この仮想マシングループ内の各仮想マシンの次の特性を定義できます。
この仮想マシングループ内の各仮想マシンの一意の名前
この仮想マシングループ内の各仮想マシンに割り当てられる、各コンピュートノードのコアの数
10GbE クライアントアクセスネットワーク経由で各仮想マシンにアクセスできるようにするために、各仮想マシンに割り当てるホスト名
各コンピュートノード内の使用可能なコアに関する次の制限に注意してください。
各コンピュートノードには最大 16 個のコアがあります。
各コンピュートノード上の 16 個のコアのうち、2 つのコアは大域ゾーン用に予約され、2 つのコアはカーネルゾーン用に予約されているため、データベースおよびアプリケーションの仮想マシングループで使用できるコアは残りの 12 個です。
たとえば、各コンピュートノードの合計 6 つのコアをデータベース仮想マシングループに割り当て、各コンピュートノードの残りの 6 つのコアをアプリケーション仮想マシングループで使用できるようにするとします。データベース仮想マシングループ用の各コンピュートノード上に 2 つの仮想マシンがある場合は、各コンピュートノードの 3 つのコアをこの仮想マシングループ内の各仮想マシンに割り当てることができます。この図は、これらの仮想マシンをこの仮想マシングループ用に設定する方法について、可能な構想を表しています。
仮想マシングループ内の仮想マシンを設定したあと、この仮想マシングループ内の仮想マシンに作成するクラスタの情報を指定できます。詳細は、クラスタの概要を参照してください。