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Oracle® MiniCluster S7-2 設置ガイド

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更新: 2016 年 10 月
 
 

仮想マシンの概要

仮想マシングループ内の仮想マシンに関する情報を指定する前に、まずその仮想マシングループを設定する方法を定義する必要があります。仮想マシングループの設定の詳細は、データベース仮想マシングループの概要を参照してください。

仮想マシングループの設定プロセスの一部として、この仮想マシングループに含める仮想マシンの数と、これらの仮想マシンをどのコンピュートノードに配置するかを決定します。次に、この仮想マシングループ内の各仮想マシンの次の特性を定義できます。

  • この仮想マシングループ内の各仮想マシンの一意の名前

  • この仮想マシングループ内の各仮想マシンに割り当てられる、各コンピュートノードのコアの数

  • 10GbE クライアントアクセスネットワーク経由で各仮想マシンにアクセスできるようにするために、各仮想マシンに割り当てるホスト名

各コンピュートノード内の使用可能なコアに関する次の制限に注意してください。

  • 各コンピュートノードには最大 16 個のコアがあります。

  • 各コンピュートノード上の 16 個のコアのうち、2 つのコアは大域ゾーン用に予約され、2 つのコアはカーネルゾーン用に予約されているため、データベースおよびアプリケーションの仮想マシングループで使用できるコアは残りの 12 個です。

たとえば、各コンピュートノードの合計 6 つのコアをデータベース仮想マシングループに割り当て、各コンピュートノードの残りの 6 つのコアをアプリケーション仮想マシングループで使用できるようにするとします。データベース仮想マシングループ用の各コンピュートノード上に 2 つの仮想マシンがある場合は、各コンピュートノードの 3 つのコアをこの仮想マシングループ内の各仮想マシンに割り当てることができます。この図は、これらの仮想マシンをこの仮想マシングループ用に設定する方法について、可能な構想を表しています。

image:仮想マシンの作成をグラフィカルに表現した図。

仮想マシングループ内の仮想マシンを設定したあと、この仮想マシングループ内の仮想マシンに作成するクラスタの情報を指定できます。詳細は、クラスタの概要を参照してください。