このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
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Oracle® Linux 6

ポーティング・ガイド

オラクル社の法律上の注意点
オラクル社のドキュメントのライセンス

E52461-08

2021年3月


目次

はじめに
1 はじめに
1.1 Oracle LinuxとUNIXオペレーティング・システムの類似点と相違点
1.2 ツールと開発環境
1.3 GNUユーティリティ、一般的な開発者ツールおよびオープンソース・ソフトウェア
1.4 Oracle Linuxへ移植する利点
2 移植プロセス
2.1 移行ステップ
2.2 推奨される方法
2.3 アプリケーションの移植工数の評価
2.3.1 対象範囲の限定
2.3.2 コードの分類
2.3.3 スクリプトとその他の移植可能なコンポーネント
2.3.4 ビルド環境の依存関係
2.3.5 サード・パーティとの依存関係の評価
2.4 データの移行に関する考慮事項
2.4.1 データの移植性、既知の問題および解決方法
2.5 アプリケーションの検証
2.5.1 Gcovを使用したコード・カバレッジの分析
2.5.2 Valgrindを使用したメモリー・アクセス・エラーおよびメモリー・リークの検出
3 オペレーティング・システムに関する考慮事項
3.1 格納順序と位置合せ
3.2 データ構造体とサイズ
3.3 コンパイラ・オプションとコードの移植性
3.4 バイト・オーダー
3.5 相互運用性を目的としたデータ変換
3.5.1 低水準コード、ビットレベル操作
3.6 システム・コールのマッピング
4 アプリケーション開発環境
4.1 GNU Compiler Collection
4.2 Oracle Linux用のOracle Solaris Studio
4.3 gccコンパイラの最適化
4.4 オープンソースのソフトウェア・ライブラリ
4.5 アプリケーションのデバッグ
4.6 DTraceを使用した問題の特定
5 スレッドとマルチプロセッシング
5.1 POSIX準拠
5.2 スレッド・モデル
5.3 Pthreadsの実装間の相違点
5.4 スレッド属性
5.5 スレッド・アプリケーションのシグナル
5.6 OpenMPのサポート
5.7 自動パラレル化とコンパイル時の最適化
5.8 スレッド・アナライザの使用方法
6 デバイス・ドライバの移行
6.1 デバイス・ドライバの移植に関する考慮事項
6.2 ユーザー空間でのデータの読取りおよび書込み
6.3 共有リソースへのアクセスの処理について
6.4 バス・モデルについて
6.5 文字デバイス・ドライバについて
6.6 ブロック・デバイス・ドライバについて
6.7 ネットワーク・デバイス・ドライバについて
6.8 USBデバイス・ドライバについて
6.9 Sysfsファイル・システムについて
6.10 デバイス・ドライバのカーネル・モジュールとしてのロード
7 セキュリティ
7.1 物理的なセキュリティ
7.2 適切な最小限の権限委任
7.3 任意アクセス制御ポリシーと強制アクセス制御ポリシーについて
7.4 ターゲット・セキュリティ・ポリシーとマルチレベル・セキュリティ・ポリシーについて
7.5 セキュリティ・コンテキストとユーザーについて
7.6 強靱な防御力の確保
7.7 暗号化のアルゴリズム、メカニズムおよびマッピング
8 実行時環境
8.1 実行時の制限
8.2 スクリプトの移行
8.3 サービスの管理
9 Pluggable Authentication Module
9.1 Pluggable Authentication Module (PAM)について
9.2 アプリケーションでのPAMの動作について
9.3 PAMの実装の相違点
10 アプリケーションのパッケージングと配布
10.1 RPMパッケージングについて
10.1.1 RPMのカテゴリについて
10.1.2 RPMの管理
10.1.3 RPMのビルド
10.2 Oracle Enterprise Managerについて
10.3 Spacewalkについて