このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。
ソース・オペレーティング・システムとターゲット・オペレーティング・システムが両方とも標準に準拠しているうえ、適切な移行支援ツールが使用できる場合、一般に移行プロセスは簡単で、面倒なことはありません。 ただし、体系的に移行計画を立て、多くの工数を要することが想定される領域を分離できるようにすることが重要です。
ほとんどの移行プロジェクトでの標準的なステップを次に示します。
計画フェーズ(移植にかかる工数を最小化するための適切な選択):
アプリケーション移植の評価。
現在の環境の評価。
移行工数の見積もり。
適切なツールとビルド・インフラストラクチャの選択。
オラクル社推奨ツールの採用とベスト・プラクティスへの準拠。
実行フェーズ(移植):
モジュール式移植。
単体テスト。
統合テスト。
検証、テスト、認定フェーズ:
機能テスト。
システム・テスト。
ストレス・テスト、ソーク・テスト、長時間テスト。
デプロイメント・フェーズ(新プラットフォームの有効活用):
新しいアーキテクチャ上でのアプリケーションのデプロイメント。
パフォーマンス・チューニング。