このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。

機械翻訳について

9.3 PAMの実装の相違点

PAMが使用するデータ構造体は、プラットフォーム間で異なる場合があります。 たとえば、pam_message構造体は次のように定義されます。

struct pam_message {
    int msg_style;
    const char *msg;
};

Oracle Linuxでは、PAMはmsg引数を次のプロトタイプと等価のものとして解釈します。

const struct pam_message *msg[]

pam_set_item()pam_get_item()などの関数は、<security/pam_modules.h>によってインクルードされる<security/_pam_types.h>に定義されています。

PAMの関数の戻り値は、プラットフォームの実装間で異なります。 たとえば、サービス・モジュールの開始時にエラーが発生すると、関数はPAM_OPEN_ERRのかわりにPAM_BAD_ITEMを返す場合があります。