このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。
PAMが使用するデータ構造体は、プラットフォーム間で異なる場合があります。 たとえば、pam_message
構造体は次のように定義されます。
struct pam_message { int msg_style; const char *msg; };
Oracle Linuxでは、PAMはmsg
引数を次のプロトタイプと等価のものとして解釈します。
const struct pam_message *msg[]
pam_set_item()
やpam_get_item()
などの関数は、<security/pam_modules.h>
によってインクルードされる<security/_pam_types.h>
に定義されています。
PAMの関数の戻り値は、プラットフォームの実装間で異なります。 たとえば、サービス・モジュールの開始時にエラーが発生すると、関数はPAM_OPEN_ERR
のかわりにPAM_BAD_ITEM
を返す場合があります。