このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。

機械翻訳について

2.2 推奨される方法

Oracle Linuxには、よく使用されるLinuxユーティリティやツールが数百も付属しています。 一般的なGNUユーティリティ、ライブラリおよびアプリケーションの多くは、オプションでインストール可能なパッケージとして入手でき、特定のアプリケーション要件に基づいてインストールできます。 たとえば、スクリプト言語(gnu-coreutils、gnu-findutils、binutils、glib2、gtk2、Perl、Bison、Ruby、Python、PHPなど)、Tcl/Tkライブラリ、GNU Emacs、Apache HTTPサーバー、GCCコンパイラなど、多数の開発ツールが利用できます。

移行フェーズでは、各タスクの所要時間を見積もる必要があります。 通常、必要となる工数はターゲット・プラットフォームには左右されません。 たとえば、機能テスト、ソーク・テストおよびストレス・テストの所要時間には、プラットフォーム間でほとんど差がないのが一般的です。 最も大きな不確実性をはらんでいる可能性があるのは、コードの移植に伴う複雑な作業です。 計画フェーズに十分な時間と工数をかければ、この不確実性を最小限に抑えることができます。

ソース・オペレーティング・システムとターゲット・オペレーティング・システムが多くの点で類似している場合でも、移植する段階になれば、微妙な相違点に気付くこともあるでしょう。 したがって、Oracle Linuxへの移行に必要な工数は、アプリケーション・コンポーネントの構造だけでなく、各種のアプリケーション・サブコンポーネントで使用されているプログラミング言語やツールによっても大きく変化する場合があります。 移植工数の見積もりを導き出すには、実装の複雑さを基準にして各種アプリケーション・サブコンポーネントを分類することが重要です。