このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。

機械翻訳について

7.6 強靱な防御力の確保

インターネットは、境界もなく相互に接続された無数のネットワークで構成されています。 今日のビジネス環境では、重要なビジネス・ニーズを満たしているスタンドアロン・サーバーはほとんど見つからないでしょう。 ネットワークの共有やデータの共有が、あらゆるエンタープライズ・システム・デプロイメントで不可欠になっています。 インターネットおよび相互接続されたネットワークの拡張とともに、ネットワークのセキュリティも欠かせなくなっています。 組織のネットワークのほぼすべてが、部分的に世界中の他のコンピュータからアクセスできるため、物理的なアクセス手段を持たない個人による脅威に対して潜在的に脆弱です。 Oracle Linuxは、業界標準インタフェースに基づくネットワーク・セキュリティ・アーキテクチャを提供します。 標準インタフェースを使用していれば、アプリケーション開発者は、セキュリティ・テクノロジが進化してもコードを変更する必要はありません。

Oracle Linuxは、PAM、GSS-API、SASL、PKCS#11などのネットワーク・セキュリティに対応した業界標準インタフェースを備えているので、暗号化アルゴリズムの記述、保守、最適化が不要になります。 Oracle Linuxは、オペレーティング・システムの一部として、最適化された暗号化メカニズムを備えています。 この暗号化フレームワークはOracle Linuxの暗号化サービスの土台であり、標準のPKCS #11インタフェースを提供して、暗号化サービスのコンシューマとプロバイダに対応します。

暗号化サービスのコンシューマには、インストールされている暗号化メカニズムに関する特別な知識を要求されません。 同様に、暗号化サービスのプロバイダは様々な種類のコンシューマに対応できます。 コンシューマ固有のコードをプロバイダに記述する必要はありません。