このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。

機械翻訳について

2.3.5 サード・パーティとの依存関係の評価

特に注意が必要なもう1つの非常に重要な要素は、サード・パーティ・コンポーネントとの依存関係です。 たとえば、次の中にアプリケーションが使用するか依存しているものがあるかどうかを確認します。

  • 既製のバイナリ(ソース・コードなし)として公開されているサード・パーティの独自規格ライブラリ。

  • オープンソース・コードまたはオープンソース・ライブラリ。

  • シンボルの解決順序(同じ名前のシンボルが複数のライブラリで定義(実装)されている場合に、シンボルの解決に使用するライブラリの順序)。

移行プロセスで最も重要な部分は、これらの依存関係をOracle Linuxプラットフォームで維持できるかどうかを確認することであり、その理由はサード・パーティとの依存関係を維持できるかどうかによって移行が制限される可能性があるためです。 次に示すのは、移行工数の削減に効果があるだけでなくOracle Linux上でのアプリケーションの動作改善にも役立つガイドラインの一部です。

  • 適切なツールとライブラリを選択すること、場合によっては環境をネイティブ実装に変更することでメリットが得られる可能性があります。 Oracle Linux実装への移行により、ほぼすべてのケースで投資回収率(ROI)と業務が間違いなく大幅に改善することに気が付くことになります。

  • 既存のアプリケーションでサポートされている機能に影響を及ぼさずに、最新のライブラリとスケーラブルなインフラストラクチャにアップグレードできるかどうか確認します。

  • Oracle Linuxの機能、インフラストラクチャおよびツールに、類似機能を提供できるものがあるかどうか調査します。

  • 類似機能を提供している別のベンダーの代替機能を探します。