このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。

機械翻訳について

2.3 アプリケーションの移植工数の評価

移行プロセスで最も重要な部分は、既存のアプリケーションとそれに関連付けられた環境の評価です。 これを行うことにより、リスク一覧を作成して、プロジェクトの完了が可能であることを裏付ける概念実証が必要となる可能性のあるプロジェクト領域を、その一覧から特定できます。 評価の結果として、リスク一覧の他に、アプリケーション・モジュールとそれに関連付けられた環境の移行に必要な工数を詳述した作業分解図が得られます。 作業分解図は、計画の作成と様々なアクティビティのスケジューリングに使用できます。

プロジェクトの実行中は、オラクル社が推奨するベスト・プラクティスに準拠するための十分な時間と、モジュールの一部の再設計やOracle Linuxを最大限に活用するために必要なデプロイメント方法の変更ができる十分な時間を忘れずに確保してください。 頻繁に改良されるカスタム・アプリケーションについては、アプリケーションのソース・コードとそれに関連付けられているインフラストラクチャのスナップショットを凍結し、移行アクティビティの基準として使用できるようにすることが重要です。

次の各項では、移行全体の工数とリスクが潜在する領域の特定に大いに役立つベスト・プラクティスについて説明します。