このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。
Gcovはオープンソースのコード・カバレッジ・ツールです。
Gcovを使用するには、次のステップを実行します。
次のように、-fprofile-arcsフラグと-ftest-coverageフラグを付けてコードをコンパイルします。
$
gcc -fprofile-arcs -ftest-coverage test.c
-ftest-coverageフラグにより、gccがインスツルメント処理コードをバイナリに追加します。
インスツルメント処理されたバイナリを実行して機能テストを実行します。
バイナリを実行するとプロファイル出力が生成されます。 -fprofile-arcsを付けてコンパイルしたソース・ファイルごとに、
.gcda
プロファイル出力ファイルがオブジェクト・ファイル・ディレクトリに作成されます。プロファイル出力ファイルに保存されたデータを基に、レポート・ファイルを生成します。
$
gcov test.c
56.0% of 110 source lines executed in file test.c Creating test.c.gcov.
gcovの使用方法の詳細は、gcov(1)
マニュアル・ページを参照してください。