このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。

機械翻訳について

2.3.1 対象範囲の限定

アプリケーションで使用されているコードの構造を理解することが、計画プロセスの重要な部分です。 レガシー・アプリケーションには(コードが数百万行もある)大規模なものが多いため、ソース・ツリーのレイアウトとファイルの種類を把握しようとするだけでも複雑なタスクになりかねません。 使用されなくなった古いコードを開発者がソース・コード・ディレクトリから削除することはめったになく、ターゲット・デプロイメント・シナリオごとにビルドの手順が異なることもまずありません。

アプリケーションが改良されるたびに新機能が追加され、一部のビジネス機能は重複するか無用になり、モジュールのいくつかは特定のデプロイメント・シナリオでは不要になります。 したがって、大規模なアプリケーションの場合は、ソース配布に含まれるファイルのうち、特定のデプロイメント・シナリオでアプリケーションのビルドに実際に使用されるファイルを把握することで、移植アクティビティの対象範囲を限定できます。