このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。
32ビットのアプリケーションから64ビットのアプリケーションに移行する場合は、ビットシフト演算が原因でエラーが発生する可能性があります。 型指定のない整数定数の型はunsigned int
になるものとされています。 この前提により、シフト演算時に予想外の切捨てが行われることがあります。 たとえば、次のコードでは、1
の暗黙の型がunsigned int
であるため、i
の最大値が31になる可能性があります。
long j = 1 << i;
64ビットのシステムでシフトを正しく実行するには、次のように、1
ではなく1L
を使用します。
long j = 1L << i;