このドキュメントで説明するソフトウェアは、Extended SupportまたはSustaining Supportのいずれかにあります。 詳細は、https://www.oracle.com/us/support/library/enterprise-linux-support-policies-069172.pdfを参照してください。
Oracleでは、このドキュメントに記載されているソフトウェアをできるだけ早くアップグレードすることをお薦めします。

機械翻訳について

1.1 Oracle LinuxとUNIXオペレーティング・システムの類似点と相違点

統一UNIX仕様(SUS)は、標準UNIXオペレーティング・システムのC言語プログラムとユーザー・コマンド・インタフェースを規定した業界標準規格です。 あるUNIXオペレーティング・システムで開発されたプログラムが、若干異なるUNIXオペレーティング・システムでも動作することを保証するために開発されたのがSUSです。 この仕様を管理しているのは、UNIX認定と認定マーク表示を監督する業界団体であるThe Open Groupです。

Oracle LinuxはLinux Standard Base 4.0 (LSB 4.0)仕様に準拠しています。 LSBはPOSIX仕様、SUS、および他の複数のオープン標準に基づいていますが、特定の領域において仕様拡張が行われています。

ソース・オペレーティング・システムがPOSIXに準拠していれば、固有の動作拡張が使用されていないかぎり、Oracle Linuxへのコード移植はあまり難しくありません。 このような拡張が使用されている場合は、Oracle Linuxの同等の拡張を使用する必要があり、それができない場合は、求める結果を得るために、手動で拡張を移植する必要があります。