allocate - device allocation
allocate [-s] [-w] [-F] [-U uname] [-z zonename] device
allocate [-s] [-w] [-F] [-U uname] [-z zonename] -g dev-type
allocate ユーティリティーは、デバイス割り当てメカニズムを使用してデバイスの所有者を管理します。これにより、各デバイスが、ある時点で、資格のある 1 ユーザーによってのみ使用されることが保証されます。
device 引数には、操作対象のデバイスを指定します。デバイス所有者の整合性を維持するため、そのデバイスに関連付けられているすべてのデバイス特殊ファイルで割り当て操作が実行されます。
デフォルトの割り当て操作により、device に関連付けられたデバイス特殊ファイルが現在のプロセスの uid に割り当てられます。
デバイスを割り当てることができるのは、承認されたユーザーのみです。必要な承認は、device_allocate(5) で指定されます。
システムが Trusted Extensions で構成されている場合、allocate はデバイスの clean プログラムを実行してから、呼び出し側にそのデバイスへのアクセスを許可します。For devices with removable media that have a mountable file system, allocate mounts the media if the caller chooses.
サポートしているオプションは、次のとおりです。
空きデバイスまたは事前に割り当てられたデバイスを強制的に割り当てます。このオプションは、デバイスを特定のユーザーに割り当てまたは再割り当てするときに –U オプションとともによく使用されます。Only those users that have solaris.device.revoke authorization are allowed to use this option.
Allocates devices with a device-type matching dev-type.dev-type 引数には、操作対象のデバイスタイプを指定します。
サイレント。診断出力をすべて抑止します。
割り当て操作の実行時に、現在のプロセスのユーザー ID ではなく、ユーザー ID uname を使用します。solaris.device.revoke 承認を保持するユーザーだけがこのオプションを使用できます。
Trusted Extensions では次のオプションがサポートされています。
ウィンドウ環境でデバイスのクリーニングプログラムを実行します。ウィンドウバージョンのプログラムが存在する場合は、そのプログラムが使用されます。そうでない場合は、標準バージョンが端末ウィンドウで実行されます。
zonename で指定されたゾーンにデバイスを割り当てます。
次のオペランドがサポートされています。
割り当てるデバイスの名前を指定します。
次の終了ステータスが返されます。
正常終了。
指定したデバイスのエントリが存在しません。
エラーが発生しました。
/etc/security/device_allocate
/etc/security/device_maps
/etc/security/dev/*
/etc/security/lib/*
属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(7) を参照してください。
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呼び出しは不確実です。オプションは不確実です。出力は非インタフェースです。
deallocate(8)、list_devices(1)、device_allocate(5)、device_maps(5)、attributes(7)、device_allocate(8)、dminfo(8)、mkdevalloc(8)、mkdevmaps(8)
Controlling Access to Devices in Securing Systems and Attached Devices in Oracle Solaris 11.4
このマニュアルページで説明している機能は、Solaris 監査が有効な場合にのみ使用できます。
このマニュアルページで説明されている機能は、device_allocate(8) サービスが有効になっている場合にのみ使用できます。
Trusted Extensions で構成されているシステムでは、この機能はデフォルトで有効です。
/etc/security/dev, mkdevalloc(8), and mkdevmaps(8) might not be supported in a future release of the Solaris operating system.