rem_drv - システムからのデバイスドライバの削除
rem_drv [-b basedir] [-C] [-n] device_driver
rem_drv コマンドは、システムにデバイスドライバ device_driver が有効でなくなったことを通知します。可能な場合、rem_drv はメモリーから device_driver を読み込み解除します。rem_drv はまた、システムのドライバ構成ファイルを更新します。
rem_drv は実行されると、次回のシステムリブート時に再構成ブートを自動的に実行します (kernel(8) を参照)。
サポートしているオプションは、次のとおりです。
ディスクレスクライアントのルートディレクトリへのパスを設定します。クライアントに対して rem_drv を実行するためにサーバー上で使用されます。ドライバを読み込み解除するには、クライアントマシンをリブートする必要があります。
削除されるドライバにバインドされた、ぶら下がるデバイス属性ノードを削除します。これにより、ノードに対して行われたデバイスの所有権やアクセス権のカスタマイズが、ドライバが再度追加される場合に保持されなくなります。ある構成からマシンを再プロビジョニングする場合に使用するか、これまでの管理上のカスタマイズが必要とされない構成に対して使用することをお勧めします。
device_driver の切り離しや読み込み解除を試みず、そのドライバのシステム構成ファイルの変更だけを行います。
次の例は、sd ドライバを削除して使用できないようにします。
example% rem_drv sd使用例 2 ディスクレスクライアントの削除
次の例は、sun1 ディスクレスクライアントからドライバを削除します。ドライバは、このクライアントマシンがリブートされるまで、アンインストールまたは読み込み解除されません。
example% rem_drv –b /export/root/sun1 sd
–b オプションの使い方については、前述されているこのオプションへの注意事項に留意してください。
属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(7) を参照してください。
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devfs(4FS)、attributes(7)、zones(7)、add_drv(8)、kernel(8)、update_drv(8)