halt, poweroff - プロセッサの停止
/usr/sbin/halt [-dlnqy]
/usr/sbin/poweroff [-dlnqy]
halt および poweroff ユーティリティは、保留されている情報をディスクに書き出してから、プロセッサを停止させます。poweroff ユーティリティは、可能であれば、マシンの電源を自動的に切断します。
halt および poweroff ユーティリティーは通常、システムシャットダウンをシステムログデーモン syslogd(8) に送信し、ログインアカウントファイル /var/adm/wtmpx にシャットダウン情報を記録します。これらの処理を抑制するには、–n または –q オプションを指定します。
サポートしているオプションは、次のとおりです。
リブートする前に、システムクラッシュダンプを行います。システムクラッシュダンプの構成については、dumpadm(8) を参照してください。
halt を実行したユーザーに関するメッセージを、システムログデーモン syslogd(8) に送信しないようにします。
停止前の sync(8) を行いません。
即時停止。通常のシャットダウンを実行しません。
ユーザーアクセスと管理情報の履歴
属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(7) を参照してください。
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inittab(5), attributes(7), smf(7), reboot(8), dumpadm(8), init(8), shutdown(8), sync(8), syslogd(8)
halt および poweroff ユーティリティーは、smf(7) サービスを正常にシャットダウンしません。また、/etc/rcnum.d のスクリプトや inittab(5) のシャットダウン処理も実行しません。システムサービスを完全にシャットダウンするためには、shutdown(8) または init(8) を使用して Solaris システムをリブートします。