prtdiag - システムの診断情報の出力
/usr/sbin/prtdiag [-v] [-l]
prtdiag は、sun4v および x86 システム上で、システム構成および診断情報を表示します。
診断情報は、システム内で障害の発生した現場交換可能ユニット (FRU) を表示します。
prtdiag に必要なインタフェース、出力、およびディレクトリ階層における位置は、まだ確定されていません。将来のリリースで変更される可能性があります。
サポートしているオプションは、次のとおりです。
ログの出力。システムに障害やエラーがある場合は、この情報を syslogd(8) のみに出力します。
冗長モード。最近発生した AC 電源障害の時間、最近発生した重大なハードウェアエラーの情報、および (必要に応じて) 環境ステータスを表示します。重大なハードウェアエラーの情報は、FRU を修理する場合や、詳細な診断を行う場合に有用です。
次の終了ステータスが返されます。
システム内で何も異常が検出されなかった。
システム内で異常が検出されました。
メモリー不足などの、内的な prtdiag のエラーが発生しました。
属性についての詳細は、マニュアルページの attributes(7) を参照してください。
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* 出力は不安定です。
openprom(4D)、attributes(7)、modinfo(8)、prtconf(8)、psrinfo(8)、sysdef(8)、syslogd(8)
ファームウェアの更新または SP のリセット時など、SP サービスを使用できない場合に、センサーのステータス値が「unknown」になることがあります。
すべての Solaris プラットフォーム上で、すべての診断およびシステム情報が得られるわけではないため、これらの情報が prtdiag で表示されないことがあります。こうしたプラットフォームでは、システムコントローラを使用してより詳しい情報を得ることができます。