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マニュアルページセクション 1: ユーザーコマンド Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
- オーディオミキサー制御のコマンド行アプリケーション
audioctl list-devices
audioctl show-device [-v] [-d device]
audioctl show-control [-v] [-d device] [control ...]
audioctl set-control [-v] [-d device] control value
audioctl save-controls [-d device] [-f] file
audioctl load-controls [-d device] file
audioctl コマンドを使用して、オーディオミキサーのさまざまな機能を制御したり、オーディオミキサーやオーディオデバイスの情報を取得したりします。audioctl コマンドは、次のデータ型に対して処理を実行します。
オーディオデバイス (audiohd#0 など)。これを受け入れるサブコマンドでは、オプション -d への引数としてこれが受け入れられます。指定しない場合、デフォルトのオーディオデバイスが使用されます。/dev/sound/0 、/dev/dsp1、/dev/audio など、オーディオデバイスに関連付けられているどのデバイスノードも動作します。
ミキサー制御の名前 (volume など)。
制御の値。具体的な形式は、制御のタイプによって異なります。モノラルの値には、通常、0 以上 100 以下の整数が 1 つ使用されます。ステレオの値には、左右のチャネルを表す、モノラルと同じ一対の値が使用されます。ブール値は、オンまたはオフを示します。列挙する場合、1 つ以上の名前で構成される単一の値を指定します。
制御設定が記述された ASCII テキストファイル。
各サブコマンドには、独自のオプションセットを設定します。ただし、一部のサブコマンドは、詳細情報の出力要求を示す特殊フラグ -v をサポートします。
サポートされているサブコマンドは次のとおりです。
システムのオーディオデバイスをすべて一覧表示します。
デバイスに関する一般的な情報を表示します。
デバイスの制御設定値を表示します。指定された制御が表示されます。制御名を指定しない場合、すべての制御値が表示されます。
制御値を、指定した値に変更します。
全ミキサー制御値の現在の状態を、指定したファイルに保存します。-f を指定しないかぎり、ファイルがすでに存在する場合、このコマンドは安全に終了します。
すべてのミキサー制御について、指定したファイルに保存されている状態を復元します。
-d および -a オプションを指定しないと、AUDIODEV 環境変数が参照されます。設定する場合、AUDIODEV には、ユーザーのデフォルトオーディオデバイスのフルパス名を含めます。
/dev/audioctl/dev/sound/{0...n}ctl
属性についての詳細は、attributes(5) を参照してください。
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audioctl コマンドおよびそのサブコマンドは「確実」です。人間が読める形式の出力は「非インタフェース」です。デバイス名、制御名、および値は「不確実」です。save-controls および load-controls サブコマンドによって使用される状態ファイルの形式は、「確実」で「非公開」です。
audioconvert(1), audioplay(1), audiorecord(1), open(2), attributes(5)