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マニュアルページセクション 1: ユーザーコマンド Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
- ファイルからの SCCS バージョン情報の抽出
what [-s] filename...
what ユーティリティーは、SCCS get コマンド (sccs-get(1) を参照) が @(#) ID キーワードに置き換えるパターン @(#) の出現を各 filename で検索し、"、>、復帰改行文字、\、または NULL 文字に続く部分を出力します。
次のオプションがサポートされています。
パターンが最初に出現したあとに停止します。
例 1 SCCS バージョン情報の抽出
ファイル program.c の C プログラムに次の行が含まれていて、
char sccsid[ ] = " @(#)identification information ";
program.c が program.o と a.out を生成するようにコンパイルされている場合に、次のコマンドを実行します。
example% what program.c program.o a.out
これを実行すると次の出力が得られます。
identification information
identification information
identification information
次の終了値が返されます。
一致するものが見つかった。
一致するものが 1 つも見つからなかった。
what の実行に影響を与える次の環境変数については、environ(5) を参照してください。LANG、LC_ALL、LC_CTYPE、LC_MESSAGES、および NLSPATH。
属性についての詳細は、attributes(5) を参照してください。
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sccs(1), sccs-admin(1), sccs-cdc(1), sccs-comb(1), sccs-delta(1), sccs-get(1), sccs-help(1), sccs-prs(1), sccs-prt(1), sccs-rmdel(1), sccs-sact(1), sccs-sccsdiff(1), sccs-unget(1), sccs-val(1), sccsfile(4), attributes(5), environ(5), standards(5)
SCCS コマンドの説明を表示するには、sccs-help コマンドを使用します。sccs-help(1) を参照してください。
what が @(#) パターンの誤った出現を見つける可能性がわずかにあります。