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マニュアルページセクション 1: ユーザーコマンド Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
- 証明書の内容の出力
/usr/lib/pam_pkcs11/pkcs11_inspect [debug] [config_file=filename]
pkcs11_inspect は、pam_pkcs11 ライブラリインフラストラクチャーを使用して、証明書の内容を取得および表示します。
pkcs11_inspect は、pam_pkcs11(5) PAM モジュールと同じ構成ファイルおよび引数を使用します。また、定義済みのマッパーモジュール (ms_mapper など) を読み込み、それを使用して証明書に必要なエントリ (ms UPN エントリなど) があるかどうかを調べます。
マッパーモジュールは、証明書内で適切なエントリを見つけると、それを UTF-8 に変換して stdout に出力します。
次のオプションがサポートされています。
構成ファイルを設定します。デフォルト値は /etc/security/pam_pkcs11/pam_pkcs11.conf です。
デバッグ出力を有効にします。
pam_pkcs11(5) と同じ構成ファイルを使用するため、pam_pkcs11 のすべてのオプションが使用できます。一部のオプションは PAM 以外の環境では意味がないため、無視されます。一部のマッパーオプション (mapfile、ignorecase) も証明書の内容に影響しないため、無視されます。
次の終了値が返されます。
正常終了。
pkcs11_inspect は、マッパーに関して見つかった証明書の内容のすべてを stdout に出力します。
エラーが発生しました。
例 1 pkcs_inspect を使用する
次の例では、オプションを指定せずに pkcs_inspect コマンドを実行しています。
% pkcs11_inspect
例 2 オプションを指定して pkcs_inspect を使用する
次の例では、オプションを指定して pkcs_inspect コマンドを実行しています。
% pkcs11_inspect debug config_file=${HOME}/.pam_pkcs11.conf
Juan Antonio Martinez (jonsito@teleline.es)
属性についての詳細は、attributes(5) を参照してください。
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pklogin_finder(1), attributes(5), pam_pkcs11(5)
PAM-PKCS11 User Manual, http://www.opensc-project.org/pam_pkcs11