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マニュアルページセクション 1: ユーザーコマンド Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
- 端末セッションの記録の生成
script [-a] [filename]
script は、そのユーザーの画面上で映し出される全出力の 記録を生成します。記録は、filename 引数で指定されたファイルに書き込まれます。ファイル名を省略すると、記録は typescript という名のファイルに保存されます。「警告」を参照してください。
script コマンドは、$SHELL の値に従って サブシェルをフォークしたり作成したり、このセッションからのテキストを記録します。script が終了するのは、フォークされたシェルが終了したとき、または CTRL-D が入力されたときです。
次のオプションがサポートされています。
セッションの記録を、filename の最後尾に追加します。上書きはしません。
script は、端末の画面上に現れるすべての出力を記録します。これにはプロンプトも含まれます。
属性についての詳細は、attributes(5) を参照してください。
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ほかのユーザーが書き込み可能なディレクトリ (たとえば、/tmp) 内で script を使用すると、セキュリティリスクをもたらす可能性があります。特に、特権付きユーザー (root) が実行する場合は危険です。script を実行する前に、typescript がリンクでないことを確認してください。