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マニュアルページセクション 1: ユーザーコマンド Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
- プロセスツリーを表示する
/usr/bin/ptree [-a] [-c] [-z zone] [pid | user]...
ptree ユーティリティーは、指定した pid または user を含むプロセスツリーを表示します。子プロセスは各親プロセスからインデントされて表示されます。すべて数字の引数はプロセス ID と解釈され、それ以外の場合はユーザーログイン名と見なされます。デフォルトはすべてのプロセスです。
次のオプションがサポートされています。
すべて。プロセス 0 の子を含む、すべてのプロセスを表示します。
契約。親子関係に加えて、プロセス契約メンバーシップを表示します。process(4) を参照してください。このオプションは、-a オプションの意味を含んでいます。
ゾーン。指定された zone 内のプロセスだけを表示します。各ゾーン ID は、ゾーン名または数値のゾーン ID のどちらでも指定できます。
このオプションは、グローバルゾーンで実行する場合にのみ便利です。
次のオペランドがサポートされています。
プロセス ID またはプロセス ID のリスト。ptree では、/proc/nnn もプロセス ID として認識されるため、シェル展開 /proc/* を使用すると、システム内のすべてのプロセスを指定できます。
ユーザー名またはユーザー名のリスト。実効ユーザー ID が指定されたものと一致するプロセスが表示されます。
例 1 ptree の使用
次の例では、コマンド名 ssh に一致するプロセスのプロセスツリー (プロセス 0 の子を含む) を表示します。
$ ptree -a ‘pgrep ssh‘ 1 /usr/sbin/init 100909 /usr/lib/ssh/sshd 569150 /usr/lib/ssh/sshd 569157 /usr/lib/ssh/sshd 569159 -ksh 569171 bash 569173 /bin/ksh 569193 bash
次の終了値が返されます。
正常終了。
エラーが発生しました。
プロセスファイル
属性についての詳細は、attributes(5) を参照してください。
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人間が読める形式の出力は「不確実」です。オプションは「確実」です。
gcore(1), ldd(1), pargs(1), pgrep(1), pkill(1), plimit(1), pmap(1), preap(1), proc(1), ps(1), ppgsz(1), pwd(1), rlogin(1), time(1), truss(1), wait(1), fcntl(2), fstat(2), setuid(2), dlopen(3C), signal.h(3HEAD), core(4), proc(4), process(4), attributes(5), zones(5)