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マニュアルページセクション 1: ユーザーコマンド Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
- ディレクトリの比較
dircmp [-ds] [-w n] dir1 dir2
dircmp コマンドは、dir1 と dir2 を調べて、ディレクトリの内容についての情報を表形式で生成します。各ディレクトリに固有なファイルのリストが、すべてのオプションについて生成されます。オプションを指定しないと、両方のディレクトリに共通して存在するファイルの内容が同じかどうかを示すリストが出力されます。
次のオプションがサポートされています。
両方のディレクトリで同じ名前を持つファイルの内容を比較して、2 つのファイルを一致させるために変更すべき箇所のリストを出力します。リストの形式については、diff(1) を参照してください。
同じファイルについてのメッセージを抑制します。
出力行の幅を n 文字に変更します。デフォルトの幅は 72 文字です。
次のオペランドがサポートされています。
比較するディレクトリのパス名
ファイルのサイズが 2G バイト (2 31 バイト) 以上ある場合の dircmp の動作については、largefile(5) を参照してください。
dircmp の実行に影響を与える次の環境変数については、environ(5) を参照してください。LC_COLLATE、LC_CTYPE、LC_MESSAGES、および NLSPATH。
次の終了値が返されます。
正常終了。
エラーが発生しました。(ディレクトリの内容の違いはエラーとはみなされません。)
属性についての詳細は、attributes(5) を参照してください。
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