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マニュアルページセクション 1: ユーザーコマンド Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
- デバイスの解放
deallocate [-s] [-w] [-F] [-z zonename] [-c dev-class | -g dev-type | device]
deallocate [-s] [-w] [-F] [-z zonename] -I
deallocate コマンドは、割り当てられたデバイスを解放します。これは、デバイスに関連付けられているすべてのデバイス特殊ファイルの所有権とアクセス権をリセットし、そのデバイスへのアクセスを無効にします。deallocate は、device_allocate(4) に指定された内容に従って、そのデバイスのデバイスクリーニングプログラムを実行します。
デフォルトの deallocate 操作では、ユーザーに割り当てられているデバイスが解放されます。
次のオプションがサポートされています。
指定されたデバイスクラスのすべてのデバイスを解放します。
device で指定されたファイルに関連付けられているデバイスを強制的に解放します。solaris.device.revoke 承認を保持するユーザーだけがこのオプションを使用できます。
すべての割り当て可能なデバイスを強制的に解放します。solaris.device.revoke 承認を保持するユーザーだけがこのオプションを使用できます。このオプションは、システムの初期化時のみに使用してください。
サイレント。診断出力をすべて抑止します。
Trusted Extensions を使用したシステムの構成時には、次のオプションがサポートされます。
dev-type に一致するデバイスタイプのデバイスを解放します。
ウィンドウ環境でデバイスのクリーニングプログラムを実行します。ウィンドウバージョンのプログラムが存在する場合は、そのプログラムが使用されます。そうでない場合は、標準バージョンが端末ウィンドウで実行されます。
zonename で指定されたゾーンからデバイスを解放します。
次のオペランドがサポートされています。
device で指定されたデバイスを解放します。
次の終了値が返されます。
正常終了。
指定したデバイスのエントリが存在しません。
エラーが発生しました。
/etc/security/device_allocate
/etc/security/device_maps
/etc/security/dev/*
/etc/security/lib/*
属性についての詳細は、attributes(5) を参照してください。
|
呼び出しは不確実です。オプションは不確実です。出力は非インタフェースです。
allocate(1), list_devices(1), device_allocate(1M), dminfo(1M), mkdevalloc(1M), mkdevmaps(1M), device_allocate(4), device_maps(4), attributes(5)
Controlling Access to Devices
このマニュアルページで説明している機能は、Solaris 監査が有効な場合にのみ使用できます。
このマニュアルページで説明している機能は、device_allocate(1M) サービスが有効な場合にのみ使用できます。
Trusted Extensions で構成されているシステムでは、この機能はデフォルトで有効です。
/etc/security/dev、mkdevalloc(1M)、および mkdevmaps(1M) は、Solaris オペレーティング環境の将来のリリースではサポートされない可能性があります。