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マニュアルページセクション 1: ユーザーコマンド Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
- 現在のロケールのコードセット一覧表を表示
dumpcs [-0123vw]
dumpcs は、ユーザーの現在のロケールに対応するコードセットの印字可能文字を 16 進数のコード値とともに表示します。ユーザーの表示端末はそのロケールの文字を表示できるものとします。オプションなしで起動した場合は、現在のロケールの印字可能文字をすべて表示します。
1 つ以上の数字オプションを指定した場合には、指定した コードセット番号に 対応する現在のロケールの EUC コードセット が、コードセット順に表示されます。非印字文字は、その文字が属しているコードセットに 固有な表示幅分の個数の ASCII スペース文字で 置き換えられ、非印字文字であることが直前のアスタリスク ( * ) で示されます。
ASCII または EUC 主コードセットの文字を表示します。
EUC 補助コードセット 1 の文字を表示します (現在のロケールで使用されている場合)。
EUC 補助コードセット 2 の文字を表示します (現在のロケールで使用されている場合)。
EUC 補助コードセット 3 の文字を表示します (現在のロケールで使用されている場合)。
「冗長」。非印字文字をリストしてコード表を表示します。このオプションがなく、非印字文字が 1 行以上連続した場合、最初の行の最初のカラムにアスタリスクがあるだけの 1 つの行で置き換えられます。
コード値を、対応するワイド文字の値で置き換えます。
環境変数 LC_CTYPE と LANG は、dumpcs の文字分類を制御します。dumpcs を起動すると、これらの環境変数は、 LC_CTYPE、 LANG の順にチェックされます。たとえば、 LANG を新しく設定しても LC_CTYPE の現在有効な文字分類に上書きすることはありません。有効な値がない場合、文字分類はデフォルトで POSIX.1 の C ロケールに設定されます。
属性についての詳細は、attributes(5) を参照してください。
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dumpcs は EUC ロケールでのみ使用できます。