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Oracle® ZFS Storage Appliance 顧客サービスマニュアル

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更新: 2017 年 3 月
 
 

ZS5-2 の HDD の交換

HDD はホットスワップ対応であるため、ストレージコントローラの実行中でも、ほかのハードウェア機能に影響を与えずに取り外しや取り付けが可能です。ZS5-2 の HDD を交換するには、次の手順を使用します。ディスクの互換性については、Oracle システムハンドブックを参照してください。


注 -  障害が発生したドライブが複数ある場合は、一度に 1 台のドライブのみを交換してください。複数のドライブを立て続けに取り外すと、ハードウェア/プールの障害の原因になります。また、ディスクファームウェアアップグレードが発生しているときに、プール構成操作を実行しないでください。アップグレードが進行中かどうかを確認するには、BUI で「保守」 > 「システム」に移動するか、CLI で maintenance system updates を実行します。
  1. 障害が発生した HDD を特定します。
    • システムの近くで作業していない場合は、BUI の「保守」 > 「ハードウェア」セクションに移動し、コントローラの右矢印アイコンをクリックして、オレンジ色のアイコンで示される障害が発生したドライブの ID を書きとめます。コントローラの図でドライブの場所を強調表示するには、ドライブ ID をクリックします。障害が発生したドライブに関する詳細を表示するには、その情報アイコンをクリックし、「アクティブな問題」をクリックします。

    • システムの近くで作業している場合は、HDD に付いているオレンジ色の保守アクション要求インジケータが点灯します。BUI のロケータアイコン image:位置特定アイコン をクリックして、障害が発生したドライブのロケータインジケータを点灯させることもできます。

  2. 障害の発生したドライブを取り外すには、リリースボタンを押し、取り外しレバーをピボットさせて右に開きます。
    image:この図は、リリースボタンを押したところを示しています。
  3. 取り外しレバーをつかみ、ドライブをシャーシから引き出し、そのドライブを脇に置いておきます。
    image:この図は、ドライブの取り外しを示しています。
  4. 少なくとも 30 秒後に、「ハードウェア」 > 「保守」画面に移動し、システムコントローラの右矢印アイコン image:適用アイコン をクリックして、ソフトウェアによってドライブが存在しないことが検出されたことを確認します。
  5. 交換用のドライブを挿入するには、ドライブのリリースボタンを押します。

    取り外しレバーが開きます。

  6. 交換用のドライブをシャーシスロットの位置に合わせます。
    image:この図は、ドライブの取り付けを示しています。

    コネクタはドライブの背面にあり、リリースボタンは左側にあります。

  7. 取り外しレバーが内側に少しだけ移動するまで、ドライブをシャーシの中にスライドさせます。
  8. カチッと音がして完全に閉じるまで取り外しレバーを押し、ドライブをシャーシに固定します。
    image:この図は、ドライブを固定しているところを示しています。

    Oracle ZFS Storage Appliance ソフトウェアによって、新しいドライブが自動的に検出および構成されます。

  9. BUI の「保守」 > 「ハードウェア」画面に移動します。コントローラの右矢印アイコンをクリックし、新しく取り付けられたドライブのステータスアイコン image:ライト点灯アイコン が緑色になっていることを確認します。新しいドライブに関する詳細を表示するには、その情報アイコンをクリックします。
  10. 障害が自動でクリアされない場合、アクティブな問題の修復を参照してください。