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Oracle® ZFS Storage Appliance 顧客サービスマニュアル

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更新: 2017 年 3 月
 
 

ZS5-4 の電源装置の交換


Caution

注意  -  電源装置に障害が発生し、交換用の装置が利用できない場合は、障害が発生した電源装置を取り外さないでください。これにより適切な通気が維持され、装置が損傷する可能性が回避されます。


ストレージコントローラには、ホットスワップ対応の冗長電源装置が装備されています。ZS5-4 の電源装置を交換するには、次の手順に従います。

  1. 障害が発生した電源装置を特定します。
    • システムの近くで作業していない場合は、BUI の「保守」 > 「ハードウェア」セクションに移動し、コントローラの右矢印アイコンをクリックし、「PSU」をクリックして、オレンジ色のアイコンで示される障害が発生した電源装置の ID を書きとめます。コントローラの図で電源装置の場所を強調表示するには、電源装置 ID をクリックします。障害が発生した電源装置に関する詳細を表示するには、その情報アイコンをクリックし、「アクティブな問題」をクリックします。

    • システムの近くで作業している場合は、電源装置に付いているオレンジ色の保守アクション要求インジケータが点灯します。


    注 -  システムの電源を入れると、障害が発生した電源装置のファンが引き続き回転することがあります。ファンがまだ回転している間でも、電源装置を取り外すことができます。
  2. 電源コード保持クリップを持ち上げ、コードから外します。
  3. 障害が発生した電源装置から電源コードを取り外します。
  4. 電源装置のハンドルのロックを解除するには、リリースラッチを押します。
    image:サーバーから電源装置を取り外す方法を示す図。
  5. 電源装置を取り外すには、リリースラッチを完全に下まで回します。

    このアクションにより、内部電源装置のバックプレーンコネクタから電源装置が外れます。

  6. コントローラの電源切断で説明されている電源切断方法のいずれかを使用して、コントローラをシャットダウンします。
  7. 交換用の電源装置のハンドルが開いた位置にあることを確認します。
  8. 電源装置を、空いている電源装置ベイの位置に合わせます。
  9. 電源装置をベイ (1) 内に挿し込み、止まるまでスライドさせます。
  10. 電源装置を固定するには、所定の位置にロックされるまで、リリースハンドルを上方 (2) に回転させます。

    注 -  ハンドルのヒンジにあるラッチは、電源装置ベイの下部にあるスロットにかみ合う必要があります。

    ハンドルを上方に回転させることにより、電源装置がサーバー内に引き込まれ、内部コネクタと接続されます。


    image:サーバーに電源装置を取り付ける方法を示す複数段階の図。
  11. 電源コードを電源装置に接続します。
  12. 緑色の AC 供給ステータスインジケータが点灯していることを確認します。
  13. BUI の「保守」 > 「ハードウェア」画面に移動します。コントローラの右矢印アイコンをクリックし、「PSU」をクリックして、新しく取り付けられた電源装置のステータスアイコン image:ライト点灯アイコン が緑色になっていることを確認します。新しい電源装置に関する詳細を表示するには、その情報アイコンをクリックします。
  14. 障害が自動でクリアされない場合、アクティブな問題の修復を参照してください。