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Oracle® ZFS Storage Appliance 顧客サービスマニュアル

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更新: 2017 年 3 月
 
 

プラットフォームファームウェアの更新

このセクションでは、Oracle ZFS Storage Appliance の Oracle ILOM または BIOS ファームウェアを自動的に更新する方法について説明します。このプロセスは、プラットフォームファームウェアの更新と呼ばれ、ソフトウェアバージョン OS8.7.0 以降で使用できます。このセクションでは、現在のファームウェアバージョンのチェックとプラットフォームファームウェアの更新のための BUI と CLI の手順を説明しています。

自動プラットフォームファームウェア更新機能は、次のプラットフォームでサポートされています。

  • ZS5-4

  • ZS5-2

  • ZS4-4

  • ZS3-2

自動プラットフォームファームウェアの更新では、アプライアンスが、次の表に示す最小の Oracle ILOM バージョンを使用している必要があります。

プラットフォーム
最低限必要な Oracle ILOM バージョン
ZS5-4
3.2.6.20 r109303
ZS5-2
3.2.6.34 r111631
ZS4-4
3.2.4.18.a r95773
ZS3-2
3.2.4.58 r101476

BUI で Oracle ILOM バージョンを表示するには、BUI のマストヘッドの左上隅にある Sun/Oracle ロゴをクリックします。「システム情報」ウィンドウで、「サービスプロセッサ」に Oracle ILOM バージョンが一覧表示されています。

image:Sun/Oracle ロゴの場所を示すスクリーンショット。

CLI で Oracle ILOM バージョンを表示するには、configuration version get sp_version を入力します。

hostname:> configuration version get sp_version
                    sp_version = 3.2.7.32.a r112581

Oracle ILOM のバージョンが最低限必要なレベルを満たしていない場合は、Oracle サービスに連絡してください。そうでない場合は、次のタスクを使用して、プラットフォームファームウェアを更新します。

  • プラットフォームファームウェアのバージョンのチェック (BUICLI)

  • プラットフォームファームウェアの更新 (BUICLI)