ソフトウェアをアップグレードする前に、スタンドアロンコントローラまたはクラスタ化コントローラで次のアクションを実行します。
更新プロセス中に、一部のプロトコルに障害が発生することがあります。詳細については、関連トピックを参照してください。
現在のソフトウェアバージョンを確認します。
BUI で、「保守」 > 「システム」に移動します。
CLI で、maintenance system updates に移動し、show と入力します。
このソフトウェアリリースに関して従うべき追加の前提条件がないかどうか、最新のリリースノートを確認します。ソフトウェアリリースの一部をスキップする場合は、該当するすべての以前のリリースのリリースノートも確認します。My Oracle Support ドキュメントOracle ZFS Storage Appliance: ソフトウェアの更新 (2021771.1) を参照してください。
クリティカルでないデータサービスを無効化します。これらのサービスとしては、レプリケーション、NDMP、シャドウ移行などがあります。これらのサービスを無効化すると、アップグレードの時間を短縮でき、更新中のシステムの処理負荷を最小限に抑えることができます。サービスの無効化 BUI、CLI を参照してください。
予期しない障害の発生時のダウンタイムを最小限に抑えるために管理構成のバックアップコピーを作成します。構成バックアップの作成 BUI、CLI を参照してください。
再同期操作およびスクラブ操作が完了していることを確認します。
BUI で、「構成」 > 「ストレージ」に移動し、各プールの横にある「ステータス」列を確認します。
CLI で、configuration storage に移動し、set pool= および確認するプールの名前を入力して、show と入力します。
scrub プロパティーは、スクラブ操作または再同期化操作がアクティブであるか完了したかを示します。
アクティブな問題が存在しないことを確認します。
BUI で、「保守」 > 「問題」に移動します。
CLI で、maintenance problems show に移動します。
詳細については、アクティブな問題の表示を参照してください。
健全性チェックを実行します。システムの健全性の確認 BUI、CLI を参照してください。
健全性検査は更新プロセスの一環として自動的に実行されますが、保守ウィンドウに入る前にストレージの健全性をチェックするために単独で実行される必要もあります。
更新中のストレージパフォーマンスおよび可用性の乱れを見越して、少なくとも 1 時間の保守ウィンドウをスケジュールします。
次の手順
関連トピック
http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/sun-unified-storage/documentation/index.html にあるホワイトペーパー「Best Practices for Upgrading Oracle ZFS Storage Appliance」。