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Oracle® ZFS Storage Appliance 顧客サービスマニュアル

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更新: 2017 年 3 月
 
 

ZS5-2 の内部コンポーネント

ZS5-2 のストレージ、電源、およびファンモジュール - ZS5-2 の内部ストレージ、電源、および冷却コンポーネントを、次の図と説明文に示します。ZS5-2 のシャーシには、次の図に示すように、顧客交換可能ユニット (CRU) と現場交換可能ユニット (FRU) の両方が含まれています。FRU は、訓練を受けた Oracle 保守技術者が交換する必要があります。

図 9  ZS5-2 のストレージ、電源、およびファンモジュール

image:ZS5-2 のストレージ、電源、およびファンモジュールを示す図

図の凡例
1 フィルタ
2 ドライブ (CRU)
3 シャーシ (FRU)
4 LED ボード (FRU)
5 ドライブバックプレーンデータケーブル (FRU)
6 SAS ケーブル (FRU)
7 上部カバー
8 ドライブバックプレーン電源ケーブル (FRU)
9 ファンモジュール (CRU)
10 ファントレイ
11 USB ボード (FRU)
12 電源装置 (CRU)

ZS5-2 メモリー、PCIe カード、およびシステムバッテリ - ZS5-2 のメモリー、PCle カード、およびシステムバッテリを、次の図と説明文に示します。これらのコンポーネントは次の図に示すように、顧客交換可能ユニット (CRU) です。

図 10  ZS5-2 のメモリー、PCIe カード、およびバッテリ

image:ZS5-2 のメモリー、PCIe カード、およびバッテリを示す図

図の凡例
1 ドライブケージ (FRU)
2 ドライブバックプレーン (FRU)
3 マザーボード (FRU)
4 DIMM (CRU)
5 エアダクト
6 PCIe カード (CRU)
7 USB ボード (FRU)
8 システムバッテリ (CRU)
9 配電盤 (FRU)
10 PSU ダクト

ZS5-2 の DIMM 構成 - ZS5-2 コントローラは完全に実装した DIMM のみをサポートし、16G バイトの場合は 384G バイト、32G バイトの場合は 768G バイトとなります。DIMM 容量を混在させないでください。すべて 16G バイトまたは 32G バイトの DIMM を使用してください。

DIMM スロットのこの図では、DIMM の Oracle ILOM レガシーターゲットが上部に配置され、DIMM の Oracle ILOM /System ターゲットが下部に配置されています。

たとえば、左端のスロットの Oracle ILOM レガシーターゲットは、/SYS/MB/P1/D0 です。この同じスロットの Oracle ILOM /System ターゲットは、/System/Memory/DIMMs/DIMM_0 です。

図 11  ZS5-2 DIMM 構成

image:図は DIMM 構成を示します。

図の凡例
1 /SYS/MB/P0/D(0-5)
2 /SYS/MB/P0/D(6-11)
3 /SYS/MB/P1/D(0-5)
4 /SYS/MB/P1/D(6-11)
5 /System/Memory/DIMMs/DIMM_(0-11)
6 /System/Memory/DIMMs/DIMM_(12-23)