クラスタケーブルの接続

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コントローラのクラスタインタフェースカードは、2 つのコントローラが互いに通信できるようにする冗長リンクを I/O ポート経由で提供します。クラスタインタフェースカードの詳細は、コントローラのクラスタ I/O ポートを参照してください。

クラスタの配線はいずれかのコントローラに電源を投入する前に行う必要があり、構成を進める前にクラスタインタフェースカードのリンクをすべて確立する必要があります。

クラスタ化コントローラを接続するための Ethernet ケーブルは提供されます。Ethernet ケーブルを自分で準備する場合は、正しい長さのストレートケーブルで、ZS9-2 コントローラ用にはカテゴリ 6A、その他すべてのコントローラ用にはカテゴリ 5 以上であることを確認してください。

次のセクションでは、様々なコントローラのクラスタケーブルを接続する方法について説明します。

ZS9-2 コントローラのクラスタケーブルの接続

ZS9-2 コントローラは、Oracle Quad Port 10GBASE-T Ethernet Adapter の 2 つの Ethernet ポートを使用した、Ethernet ベースのクラスタ化を採用しています。ZS9-2 コントローラのクラスタインタフェースカードの詳細は、ZS9-2 コントローラのクラスタ I/O ポートを参照してください。

RJ-45 コネクタ付きのカテゴリ 6A の Ethernet ケーブルが 2 本用意されています。緑と赤が 1 本ずつです。各ケーブルの長さは 2.5 m です。

緑のケーブルと赤のケーブルのいずれかで、一方のコントローラの Ethernet ポート 0 からもう一方のコントローラの Ethernet ポート 0 に接続します。
もう一方のケーブルで、一方のコントローラの Ethernet ポート 1 からもう一方のコントローラの Ethernet ポート 1 に接続します。

次の図は、2 つの ZS9-2 コントローラ間のクラスタの配線を示しています (図はハイエンドモデル)。

図 1 ZS9-2 コントローラのクラスタの配線

ZS7-2、ZS5-x、ZS4-4、ZS3-x および 7x20 コントローラのクラスタケーブルの接続

ZS7-2、ZS5-x、ZS4-4、ZS3-x および 7x20 コントローラは、2 つのシリアルクラスタリンクを使用したシリアルベースのクラスタ化を採用しており、1 つのリンクを介して Ethernet 接続を提供します。Ethernet リンクは、再度参加時の同期などのハートビート以外のメッセージに対して、より高パフォーマンスのトランスポートを提供し、バックアップハートビートを提供します。

シリアルポート間のケーブルは、0 から 1 と 1 から 0 のクロスパターンを形成します。このクロス配線により、2 つの同一コントローラ間でストレートケーブルを使用することができます。

クラスタインタフェースカードの詳細は、ZS7-2、ZS5-4、ZS5-2、ZS4-4、ZS3-4、および 7x20 コントローラのクラスタ I/O ポートとZS3-2 コントローラのクラスタ I/O ポートを参照してください。

ZS7-2 クラスタの配線

カテゴリ 5 の Ethernet ケーブルが 3 本用意されています。緑、黄、黒が 1 本ずつです。各ケーブルの長さは 2.5 m です。