ZS5-4 ラック搭載システムのパフォーマンス構成では、最大 30 台のディスクシェルフを追加して拡張できる複数のキャビネットがサポートされています。各拡張キャビネットは最大 10 台の DE3-24C ディスクシェルフを搭載でき、「ハーフラック」オプションも提供されています。
拡張キャビネットの設置は、キャビネットのいちばん下のチェーンに最初のディスクシェルフペアを設置し、上半分の 2 番目のチェーンに 2 番目のペアを設置するというチェーンのバランスを取った設置方法に従います。チェーンのバランスを取った設置方法により交互に取り付けることで、SSD が分散され、負荷を優先させた方法に従うことになります。
サポートされる拡張キャビネットの数は、ZS5-4 ラック搭載システムの基本キャビネットで残っているチェーンの数によって決まります。ZS5-4 ラック搭載システムの拡張キャビネットには、完全な拡張キャビネットをサポートするための 2 つのチェーンがそれぞれ必要です。また、拡張キャビネットごとに合計 4 つの SAS-3 HBA ポート (チェーンごとに 2 つの HBA ポート) が必要です。
次の図は、ZS5-4 ラック搭載システムの拡張キャビネット構成の配線を示しています。各図の凡例は次のとおりです。
白丸は上部 IOM (IOM 1) へのケーブル接続を示しています。
黒丸は下部 IOM (IOM 0) へのケーブル接続を示しています。
図 805 ZS5-4 ラック搭載システムのパフォーマンス構成: 2 台の DE3-24C ディスクシェルフを持つ 1 台の拡張キャビネット
図 806 ZS5-4 ラック搭載システムのパフォーマンス構成: 4 台の DE3-24C ディスクシェルフを持つ 1 台の拡張キャビネット
図 807 ZS5-4 ラック搭載システムのパフォーマンス構成: 5 台の DE3-24C ディスクシェルフを持つ 1 台の拡張キャビネット (ハーフラック)
図 808 ZS5-4 ラック搭載システムのパフォーマンス構成: 6 台の DE3-24C ディスクシェルフを持つ 1 台の拡張キャビネット
図 809 ZS5-4 ラック搭載システムのパフォーマンス構成: 8 台の DE3-24C ディスクシェルフを持つ 1 台の拡張キャビネット
図 810 ZS5-4 ラック搭載システムのパフォーマンス構成: 10 台の DE3-24C ディスクシェルフを持つ 1 台の拡張キャビネット
図 811 ZS5-4 ラック搭載システムのパフォーマンス構成: 20 台の DE3-24C ディスクシェルフを持つ 2 台の拡張キャビネット
図 812 ZS5-4 ラック搭載システムのパフォーマンス構成: 30 台の DE3-24C ディスクシェルフを持つ 3 台の拡張キャビネット