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Oracle® ZFS Storage Appliance 配線ガイド、リリース OS8.8.x

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更新: 2021 年 8 月
 
 

ZS5-4 ラック搭載システムのパフォーマンス構成の概要

パフォーマンス構成は高性能ディスクシェルフを利用し、基本キャビネットまたは一部の構成では最大 3 つの拡張キャビネットを含む基本キャビネットで使用できます。合計 24 種類のシステム構成が可能な 5 つの基本キャビネットオプションが提供されており、すべての基本キャビネットオプションには ZS5-4 コントローラが 2 台搭載されています。

ZS5-4 ラック搭載システムの最大パフォーマンス構成では、基本キャビネットに最大 8 台の Oracle Storage Drive Enclosure DE3-24P オールフラッシュディスクシェルフが搭載されます。最大のパフォーマンスを実現するため、ディスクシェルフはチェーンあたり 1 つの単一シェルフとして構成されます。この構成では拡張キャビネットはサポートされません。

表 38  ZS5-4 ラック搭載システムの最大パフォーマンス構成のコンポーネント
基本キャビネット
拡張キャビネット
最大 8 台の DE3-24P オールフラッシュディスクシェルフ
2 台の ZS5-4 コントローラ
未サポート

ZS5-4 ラック搭載システムの最適パフォーマンス構成では、最大 16 台の Oracle Storage Drive Enclosure DE3-24P ディスクシェルフ (チェーンあたり 2 つのシェルフとして構成) に加えて、最大 14 台の Oracle Storage Drive Enclosure DE3-24C および DE3-24P ディスクシェルフが基本キャビネットに搭載されます。各拡張キャビネットでは、DE3-24C ディスクシェルフのみが最大 10 台まで提供されます。構成は 2 台のディスクシェルフの倍数と、ハーフラック拡張を使って提供されます。各拡張キャビネットには 2 台、4 台、5 台 (ハーフラック)、6 台、8 台、または 10 台の DE3-24C ディスクシェルフを搭載できます。ZS5-4 ラック搭載システムのパフォーマンス構成では最大 3 台の拡張キャビネットを使用できます。

表 39  ZS5-4 ラック搭載システムの最適パフォーマンス構成のコンポーネント
基本キャビネット
拡張キャビネット 1
拡張キャビネット 2
拡張キャビネット 3
最大 16 台の DE3-24P ディスクシェルフ、または最大 14 台の DE3-24C および DE3-24P ディスクシェルフ
2 台の ZS5-4 コントローラ
最大 10 台の DE3-24C ディスクシェルフ
最大 10 台の DE3-24C ディスクシェルフ
最大 10 台の DE3-24C ディスクシェルフ

ZS5-4 ラック搭載システムのパフォーマンス構成ではさまざまなストレージオプションがサポートされます。

表 40  ZS5-4 ラック搭載システムのディスクシェルフのデバイスタイプと許容される構成
ディスクシェルフ
データデバイス
読み取りキャッシュデバイス
ログデバイス
DE3-24P オールフラッシュ
3.2 TB SSD: スロット 0 - 23 に 24 台、またはスロット 0 - 19 に 20 台
使用不可
200 GB SSD (スロット 20 - 23)
DE3-24P
1.2 TB HDD: スロット 0 - 23 に 24 台、またはスロット 0 - 19 に 20 台
3.2 TB SSD (スロット 20 - 23)
200 GB SSD (スロット 20 - 23)
DE3-24C
8 TB HDD: スロット 0 - 23 に 24 台、またはスロット 0 - 19 に 20 台
3.2 TB SSD (スロット 20 - 23)
200 GB SSD (スロット 20 - 23)