/usr/cluster/bin/clzonecluster [subcommand] -?
/usr/cluster/bin/clzonecluster -V
/usr/cluster/bin/clzonecluster subcommand [options] -v [zone-cluster-name]
/usr/cluster/bin/clzonecluster apply [-n node-name[,…]] [-d] {+ | zone-cluster-name […]}
/usr/cluster/bin/clzonecluster boot [-n node-name[,…]] [-o] {+ | zone-cluster-name […]}
/usr/cluster/bin/clzonecluster clone -Z target-zone-cluster-name [-m method][-n node-name[,…]] {source-zone-cluster-name}
/usr/cluster/bin/clzonecluster configure [-f command-file] zone-cluster-name
/usr/cluster/bin/clzonecluster delete [-F] zone-cluster-name
/usr/cluster/bin/clzonecluster export [-f command-file] zone-cluster-name
/usr/cluster/bin/clzonecluster halt [-n node-name[,…]] {+ | zone-cluster-name}
/usr/cluster/bin/clzonecluster install [-c config_profile.xml] [-M manifest.xml] zone-cluste-rname
/usr/cluster/bin/clzonecluster install [-n node-name] -a absolute_path_to_archive [-x cert|ca-cert|key=file]… -z zone zone-cluster-name
/usr/cluster/bin/clzonecluster install [-n node-name] -d absolute_root_path zone-cluster-name
/usr/cluster/bin/clzonecluster install-cluster [-d dvd-image] [-n node-name[,…]] [-p patchdir=patch-dir[,patchlistfile=file-name]] -s software-component[,…]] [-v] zone-cluster-name
/usr/cluster/bin/clzonecluster install-cluster [-p patchdir=patch-dir[,patchlistfile=file-name] [-n node-name[,…]] [-v] zone-cluster-name
/usr/cluster/bin/clzonecluster list [+ | zone-cluster-name […]]
/usr/cluster/bin/clzonecluster move -f zone-path zone-cluster-name
/usr/cluster/bin/clzonecluster ready [-n node-name[,…]] {+ | zone-cluster-name […]}
/usr/cluster/bin/clzonecluster reboot [-n node-name[,…]] [-o] {+ | zone-cluster-name […]}
/usr/cluster/bin/clzonecluster set {-p name=value} [-p name=value] […] [zone-cluster-name]
/usr/cluster/bin/clzonecluster show [+ | zone-cluster-name […]]
/usr/cluster/bin/clzonecluster show-rev [-v] [-n node-name[,…]] [+ | zone-cluster-name …]
/usr/cluster/bin/clzonecluster status [+ | zone-cluster-name […]]
/usr/cluster/bin/clzonecluster uninstall [-F] [-n node-name [,…]] zone-cluster-name
/usr/cluster/bin/clzonecluster verify [-n node-name[,…]] {+ | zone-cluster-name […]}
clzonecluster コマンドは、Oracle Solaris Cluster 構成用のゾーンクラスタを作成し変更します。clzc コマンドは clzonecluster コマンドの短い形式です。コマンドはまったく同じです。clzonecluster コマンドはクラスタ対応で、管理の単一ソースをサポートします。1 つのノードからコマンドのすべての形式を実行して、単一のゾーン・クラスタノードまたはすべてノードに影響を与えることができます。
subcommand を省略できるのは、options が –? オプションまたは –V オプションの場合のみです。
サブコマンドは list、show、status サブコマンドを除き、1 つ以上のオペランドを必要とします。ただし、多くのサブコマンドはプラス記号オペランド (+) を受け入れて、そのサブコマンドをすべてのアプリケーションオブジェクトに適用します。clzonecluster コマンドはゾーンクラスタの任意のノードで実行し、そのゾーンクラスタの任意またはすべてに影響を与えることができます。
このコマンドの各オプションには長形式と短形式があります。各オプションの両方の形式は、オプション に説明とともに記載されています。
サポートされるサブコマンドには次のものがあります。
構成の変更をゾーンクラスタに適用します。
apply サブコマンドは、ゾーンクラスタの永続的なライブ再構成を格納します。clzonecluster configure を実行して構成の変更を行なってから、apply サブコマンドを実行して、その変更を特定のゾーンクラスタに適用するようにしてください。apply サブコマンドは、–n オプションを使用して、再構成が適用されるノードのリストを指定します。
apply サブコマンドは、グローバルクラスタノードからのみ使用できます。
ゾーンクラスタのブート。
boot サブコマンドはゾーンクラスタをブートします。boot サブコマンドは –n フラグを使用して、ノードの指定したリストのゾーンクラスタをブートします。
グローバルクラスタノードから boot サブコマンドのみを使用できます。
ゾーンクラスタのクローン。
clone コマンドは、インストールされた既存のゾーンクラスタをコピーして、ゾーンクラスタをインストールします。このサブコマンドは、ゾーンクラスタのインストールに代わるものです。clone サブコマンドは、それ自身で新しいゾーンクラスタを作成しません。クローニングに使用するソースゾーンクラスタが、クローニングする前にインストールされた状態であることを確認します。最初に configure サブコマンドを使用して、新しいゾーンクラスタを作成する必要があります。次に、clone サブコマンドを使用して、クローニングされた構成を新しいゾーンクラスタに適用します。
グローバルクラスタノードから clone サブコマンドのみを使用できます。
対話型ユーティリティーを起動して、solaris10 または labeled ブランドソーンクラスタを構成します。
configure サブコマンドは zonecfg コマンドを使用して、指定されたそれぞれのマシンでゾーンを構成します。configure サブコマンドにより、ゾーンクラスタの各ノードに適用するプロパティーを指定できます。これらのプロパティーは、個別ゾーンの zonecfg コマンドによって確立された場合と同じ意味を持ちます。configure サブコマンドは zonecfg コマンドには分からないプロパティーの構成をサポートします。–f オプションを指定しない場合、configure サブコマンドは対話型シェルを起動します。–f オプションは、その引数としてコマンドファイルを取ります。configure サブコマンドはこのファイルを使用して、ゾーンクラスタを非対話型で作成または変更します。
また、configure サブコマンドを使用すると、統合アーカイブを使用してゾーンクラスタを構成し、復旧用のアーカイブまたはクローンアーカイブを選択することもできます。–a archive オプションを create サブコマンドとともに使用します。例:
# /usr/cluster/bin/clzc configure sczone1 sczone1: No such zone cluster configured Use 'create' to begin configuring a new zone cluster. clzc:sczone1> create -a archive -z archived zone
configure サブコマンドは、グローバルクラスタノードからのみ使用できます。詳細は、Oracle Solaris Cluster ソフトウェアのインストール を参照してください。
solaris10 ブランドゾーンクラスタを指定するには、ゾーンクラスタの構成時にデフォルトのテンプレートを使用できます。デフォルトのテンプレートは、/etc/cluster/zone_cluster/ORCLcls10default.xml にあります。–t オプションを使用すると、デフォルトの solaris10 ゾーンクラスタテンプレート、またはクラスタにある別の既存の solaris10 ゾーンクラスタを指定できます。別の solaris10 ゾーンクラスタを指定すると、ゾーンクラスタの構成は指定したゾーンクラスタからインポートされます。verify または commit 操作が失敗しないように、sysid プロパティーに root パスワードを指定する必要もあります。次のコマンドを入力してテンプレートを適用します:
# /usr/cluster/bin/clzc configure sczone2 sczone2: No such zone cluster configured Use 'create' to begin configuring a new zone cluster. clzc:sczone2> create -t ORCLcls10default clzc:sczone2> info zonename: sczone2 zonepath: autoboot: true hostid: brand: solaris10
configure コマンドの対話型と非対話型形式はどちらも、ゾーンクラスタ構成を編集するための複数のサブコマンドをサポートしています。使用可能な構成サブコマンドのリストについては、zonecfg(1M) を参照してください。
configure ユーティリティーにより、ゾーンクラスタの構成を作成または変更できます。ゾーンクラスタ構成は、多くのリソースタイプおよびプロパティーで構成されます。configure ユーティリティーは scope のコンセプトを使用して、サブコマンドが適用される場所を決定します。configure ユーティリティーで使用されるスコープには、クラスタ、リソース、およびノード固有のリソースの 3 つのレベルがあります。デフォルトのスコープはクラスタです。次のリストは、スコープの 3 つのレベルを説明しています。
クラスタスコープ - ゾーンクラスタ全体に影響を及ぼすプロパティー。zoneclustername が sczone の場合、clzonecluster コマンドの対話型シェルは次のように見えます。
clzc:sczone>
ノードスコープ - ノードリソーススコープ内部に入れ子になった特殊なリソーススコープ。ノードスコープ内部で設定すると、ゾーンクラスタの特定ノードに影響を与えます。たとえば、ゾーンクラスタの特定ノードにネットリソースを追加できます。clzonecluster コマンドの対話型シェルは、次のように見えます。
clzc:sczone:node:net>
リソーススコープ - 1 つの特定リソースに適用されるプロパティー。リソーススコーププロンプトには、付加されたリソースタイプの名前が付いています。たとえば、clzonecluster コマンドの対話型シェルは次のように見えます。
clzc:sczone:net>
特定ゾーンクラスタの削除。
このサブコマンドは、特定のゾーンクラスタのリソースグループを削除します。ワイルドカードオペランド (*) を使用するとき、delete コマンドはグローバルクラスタで構成されたゾーンクラスタを削除します。delete サブコマンドを実行する前に、ゾーンクラスタを構成状態にする必要があります。delete コマンドで –F オプションを使用した場合は、どのような状態にあるゾーンクラスタに対しても削除が試みられます。
delete サブコマンドはグローバルクラスタノードからのみ使用できます。
ゾーンクラスタの構成をコマンドファイルにエクスポートします。
エクスポートされた commandfile は、configure サブコマンドの入力として使用できます。必要に応じてファイルを変更し、作成する構成を反映させます。詳細は、clconfiguration(5CL) のマニュアルページを参照してください。
export サブコマンドは、グローバルクラスタノードからのみ使用できます。
ゾーンクラスタまたはゾーンクラスタの特定ノードの停止。
特定のゾーンクラスタを指定するとき、halt サブコマンドは特定のゾーンクラスタに対してのみ適用されます。ゾーンクラスタ全体、またはゾーンクラスタの特定ノードのみを停止できます。ゾーンクラスタを指定しない場合、halt サブコマンドはすべてのゾーンクラスタに適用されます。指定されたマシンですべてのゾーンクラスタを停止することもできます。
halt サブコマンドは –n オプションを使用して、特定ノードのゾーンクラスタを停止します。デフォルトで、halt サブコマンドはすべてのノードのすべてのゾーンクラスタを停止します。ゾーン名の代わりに + オペランドを指定する場合、すべてのゾーンクラスタが停止されます。
halt サブコマンドは、グローバルクラスタノードからのみ使用できます。
ゾーンクラスタのインストール。
このサブコマンドは、ゾーンクラスタをインストールします。
install -M manifest.xml オプションを使用した場合は、指定したマニフェストが、ゾーンクラスタのすべてのノード上のインストールに使用されます。マニフェストファイルには、certificate_file、key_file、パブリッシャー、任意の追加パッケージなどの、インストールのために管理者に必要な solaris パッケージの情報が記述されます。manifest.xml ファイルには、ゾーンクラスタのインストールのための Oracle Solaris Cluster グループパッケージ ha-cluster-full、ha-cluster-framework-full、ha-cluster-data-services-full、または ha-cluster-minimal も指定する必要があります。Automated Installer マニフェストの詳細は、Oracle Solaris 11.2 システムのインストール のカスタム AI マニフェストの作成を参照してください。
–M オプション (デフォルト) を使用しない場合は、/usr/share/auto_install/manifest/zone_default.xml にある自動インストーラマニフェストがインストールに使用されます。この zone_default.xml マニフェストが使用されている場合、発行元のゾーンクラスタノードの大域ゾーンにインストールされているすべての ha-cluster/* パッケージが、ゾーンクラスタのすべてのノードにインストールされます。ゾーンクラスタのインストール時にカスタムマニフェストを使用する場合、Oracle Solaris Cluster グループパッケージを指定しないと、インストールが失敗します。
インストールするすべてのゾーンクラスタノードのベースとなる大域ゾーンは、install サブコマンドを実行するゾーンクラスタノードの大域ゾーンにインストールされるのと同じ Oracle Solaris Cluster パッケージのセットを持っている必要があります。ゾーンクラスタのインストールは、この要件を満たさないゾーンクラスタノードでは失敗する場合があります。
install サブコマンドはグローバルクラスタノードからのみ使用できます。–M および –c オプションは、solaris ブランドゾーンクラスタのみに使用できます。
ゾーンクラスタのブランドが solaris10 の場合は、–a または –d オプションを使用する必要があります。
solaris または solaris10 ブランドゾーンクラスタの統合アーカイブ、solaris10 ブランドゾーンクラスタの flar アーカイブの場所、またはインストールに使用する Oracle Solaris 10 イメージアーカイブの絶対パス。サポートされているアーカイブタイプの詳細は、solaris10(5) のマニュアルページを参照してください。アーカイブの絶対パスは、ゾーンクラスタがインストールされるクラスタのすべての物理ノードでアクセスできるようにしてください。統合アーカイブのインストールでは、復旧用のアーカイブまたはクローンアーカイブを使用できます。
インストール済みの Oracle Solaris 10 システムのルートディレクトリへのパス。パスは、ゾーンクラスタがインストールされるクラスタのすべての物理ノードでアクセスできるようにしてください。
HTTPS 統合アーカイブの場所を使用する場合は、SSL 証明書、認証局 (CA) 証明書、および鍵ファイルを指定します。–x オプションは何度でも指定できます。
統合アーカイブに複数のゾーンが含まれている場合は、構成またはインストールのソースのゾーン名を指定します。
同じアーカイブまたはインストール済みの Oracle Solaris 10 システムは、ゾーンクラスタにあるすべての solaris10 ブランドゾーンのインストールのソースとして使用されます。インストールすると、ソースアーカイブまたはインストール済みの Oracle Solaris 10 システムのシステム識別パラメータは、ゾーンクラスタの構成時に sysid リソースタイプで指定したシステム識別パラメータでオーバーライドされます。
install-cluster サブコマンドは、Oracle Solaris 10 OS をサポートする Oracle Solaris Cluster ソフトウェアを solaris10 ブランドゾーンクラスタノードにインストールします。インストールされているソフトウェアには、コアパッケージ、クラスタソフトウェアコンポーネント (ゾーンクラスタおよび Geographic Edition ソフトウェアでサポートされるエージェントなど)、およびパッチが含まれます。
このサブコマンドを使用するのは、クラスタソフトウェアがインストールされていない Oracle Solaris 10 システムに solaris10 ブランドソーンをインストールする場合です。このサブコマンドを使用するには、clzonecluster install コマンドを使用して Oracle Solaris 10 システムの Solaris OS ソフトウェアを solaris10 ゾーンにインストールしておき、そのゾーンを online 状態にブートする必要があります。
クラスタコアパッケージが solaris10 ブランドゾーンにまだインストールされていない場合は、クラスタリリース DVD ディレクトリに –d オプション、クラスタソフトウェアコンポーネントに –s オプション、パッチに –p オプションを指定することで、コアパッケージ、すべてのクラスタソフトウェアコンポーネント、およびパッチをすべて同時にインストールできます。クラスタソフトウェアコンポーネントおよびパッチをインストールするためのオプションはオプションです。
クラスタコアパッケージをすでにインストールしている場合でも、このサブコマンドを使用して、ゾーンクラスタでサポートされるパッチとクラスタソフトウェアコンポーネントをインストールできます。パッチ情報が指定されている場合は、ゾーンクラスタのクラスタノードを –o オプションで offline-running 状態にブートする必要があります。
solaris10 ブランドゾーンクラスタは、共有 IP ゾーンタイプのみをサポートします (排他的 IP および共有 IP ゾーンクラスタの詳細は、Oracle Solaris Cluster ソフトウェアのインストール を参照)。
このサブコマンドは、大域ゾーンからのみ実行できます。
構成されたゾーンクラスタの名前の表示。
このサブコマンドは、クラスタで構成されたゾーンクラスタの名前を報告します。
グローバルクラスタノードから list サブコマンドを実行する場合、サブコマンドはグローバルクラスタのすべてのゾーンクラスタのリストを表示します。
ゾーンクラスタノードから list サブコマンドを実行すると、サブコマンドはゾーンクラスタの名前のみを表示します。
ゾーンクラスタが構成された場所でノードのリストを表示するには、–v オプションを使用します。
ゾーンパスを新しいゾーンパスに移動。
このサブコマンドはゾーンパスを新しいゾーンパスに移動します。
move サブコマンドは、グローバルクラスタノードからのみ使用できます。
アプリケーションに対してゾーンを準備。
このサブコマンドは、アプリケーションを実行するためのゾーンを準備します。
ready サブコマンドはグローバルクラスタノードからのみ使用できます。
ゾーンクラスタのリブート。
このサブコマンドはゾーンクラスタをリブートし、halt サブコマンドの実行に似ており、次に boot サブコマンドが続きます。詳細については、halt サブコマンドおよび boot サブコマンドを参照してください。
reboot サブコマンドはグローバルクラスタノードからのみ使用できます。
–p オプションで指定したプロパティーの値をゾーンクラスタに設定します。set サブコマンドは大域ゾーンまたはゾーンクラスタから使用できます。設定できるプロパティーについては、オプション セクションの –p の説明を参照してください。
ゾーンクラスタのプロパティーの表示。
ゾーンクラスタのプロパティーには、ゾーンクラスタ名、ブランド、IP タイプ、ノードリスト、ゾーンパス、および許可されたアドレスが含まれます。show サブコマンドはゾーンクラスタから実行しますが、特定のゾーンクラスタにのみ適用されます。ゾーンクラスタからこのサブコマンドを使用するとき、ゾーンパスは常に / です。ゾーンクラスタ名が指定される場合、このコマンドはそのゾーンクラスタにのみ適用されます。
show サブコマンドはグローバルクラスタノードからのみ使用できます。
ゾーンクラスタの各ノードのクラスタのリリース情報を表示します。
この機能は、ゾーンクラスタにインストールされているリリースバージョンおよびパッチを一覧表示する場合に便利です。例:
# clzonecluster show-rev === Zone Clusters === Zone Cluster Name: zc1 Release at vznode1a on node pnode1: 3.3u2_40u1_zc:2012-04-01 Release at vznode2a on node pnode2: 3.3u2_40u1_zc:2012-04-01
show-rev サブコマンドは、グローバルクラスタノードまたはゾーンクラスタノードから使用できます。
ゾーンクラスタノードがゾーンクラスタのメンバーであるかどうかを判断し、そのゾーンクラスタが solaris、solaris10、labeled ブランドのいずれであるかを表示します。
ゾーンの状態は、Configured、Installed、Ready、Running、Shutting Down、Unavailable のいずれかになります。グローバルクラスタ内のすべてのゾーンクラスタの状況は表示されているので、仮想クラスタの状態を見ることができます。
ゾーン活動を確認するには、zoneadm コマンドを代わりに使用します。
status サブコマンドはグローバルクラスタノードからのみ使用できます。
ゾーンクラスタのアンインストール。
このサブコマンドは、ゾーンクラスタをアンインストールします。uninstall サブコマンドは zoneadm コマンドを使用します。
uninstall サブコマンドはグローバルクラスタノードからのみ使用できます。
指定された情報の構文が正しいかどうかをチェックします。
このサブコマンドはゾーンクラスタの各ノードの zoneadm verify コマンドを呼び出して、各ゾーンクラスタのメンバーを安全にインストールできるようにします。詳細は、zoneadm(1M) を参照してください。
verify サブコマンドはグローバルクラスタノードからのみ使用できます。
次のオプションがサポートされています。
ヘルプ情報を表示します。
このオプションは subcommand の使用に関係なく指定できます。
subcommand を指定しない場合、使用可能なすべてのサブコマンドのリストが表示されます。
subcommand を指定する場合、そのサブコマンドの使用法が表示されます。
このオプションとその他のオプションを指定すると、その他のオプションは無視されます。
インストール済みの Oracle Solaris 10 システム、インストール済みの Oracle Solaris 10 ネイティブゾーン、または solaris10 ブランドゾーンの flash_archive、cpio、pax、xus-tar、zfs archive、または level 0 ufsdump のパスを指定します。また、統合アーカイブの絶対パスも指定できます。詳細は、solaris10(5)、flash_archive(4)、cpio(1)、および pax(1) のマニュアルページを参照してください。
solaris ブランドゾーンクラスタの構成プロファイルテンプレートを指定します。リポジトリからのインストール後に、テンプレートはシステム構成情報をゾーンクラスタのすべてのノードに適用します。config_profile.xml が指定されていない場合は、各ノードの大域ゾーンから zlogin -C zoneclustername コマンドを実行して、各ゾーンクラスタノードを手動で構成する必要があります。すべてのプロファイルには .xml 拡張子が必要です。
–c オプションは、構成プロファイルテンプレートのゾーンクラスタノードのホスト名を置き換えます。プロファイルは、ゾーンクラスタノードのブート後に、ゾーンクラスタノードに適用されます。
–d オプションを cluster サブコマンドとともに使用すると、インストール済みの Oracle Solaris 10 システムのルートディレクトリへのパスが指定されます。パスは、ゾーンクラスタがインストールされるクラスタのすべての物理ノードでアクセスできるようにしてください。
DVD イメージディレクトリを指定します。
–d オプションを install-cluster サブコマンドとともに使用すると、solaris10 ブランドゾーンをサポートする Oracle Solaris Cluster リリースの DVD イメージディレクトリが指定されます。DVD イメージには、コアパッケージと、ゾーンクラスタおよび Geographic Edition ソフトウェアでサポートされているほかのクラスタソフトウェアコンポーネント (エージェントなど) が含まれます。DVD ディレクトリは、コマンドを実行するノードの大域ゾーンからアクセスできるようにする必要があります。
apply サブコマンドで –d オプションが使用されている場合、再構成は予行演習モードで実行されます。予行演習モードでは構成が変更されず、実行中のゾーンはそのままの状態になります。予行演習モードは、実際の再構成によって実行されるアクションを確認するために使用します。
configure サブコマンドとともに使用するとき、–f オプションはコマンドファイルの引数を指定します。たとえば、clzonecluster configure –f commandfile となります。move サブコマンドとともに使用するとき、–f オプションは zonepath を指定します。
delete および uninstall 操作の間、–F オプションを使用できます。–F オプションは Are you sure you want to do this operation [y/n]? という質問を強制的に抑制します。
ゾーンクラスタをクローニングするには、–m オプションを使用します。クローニングの唯一有効なメソッドは、copy コマンドです。clone サブコマンドを実行する前に、ソースゾーンクラスタを停止する必要があります。
solaris ブランドゾーンクラスタのすべてのノードにマニフェストを指定するには、–M オプションを使用します。このマニフェストは、Oracle Solaris パッケージ情報と、ゾーンクラスタのインストールのための Oracle Solaris Cluster パッケージを指定します。
サブコマンドのノードリストを指定します。
たとえば、clzonecluster boot –n phys-schost-1, phys-schost-2 zoneclustername.
ゾーンクラスタを offline-running モードにブートまたはリブートします。
offline-running モードになるのは、ゾーンクラスタノードがゾーンクラスタメンバシップから除外されているが、Oracle Solaris ゾーン状態が実行中の場合です。ゾーンクラスタは、物理クラスタとブートモード (クラスタまたは非クラスタモード) を共有するため、オフライン状態は非クラスタモードのクラスタとは異なります。
ゾーンクラスタをオフライン実行モードにブートするには、次を入力します。
clzonecluster boot [-n phys-schost-1,...] [-o] zoneclustername
ゾーンクラスタをオフライン実行モードにリブートするには、次を入力します。
clzonecluster reboot [-n phys-schost-1,...] [-o] zoneclustername
offline-running ゾーンクラスタを online-running モードにブートするには、–o オプションを指定せずに clzonecluster reboot コマンドを実行します。
–p オプションは、install-cluster サブコマンドおよび set サブコマンドとともに使用します。–p を指定した install-cluster サブコマンドの使用方法については、–p patchdir=patchdir[,patchlistfile=patchlistfile] の説明を参照してください。
–p オプションは set サブコマンドとともに使用して、プロパティーの値を指定します。–p name=value は複数回指定できます。
このオプションは set サブコマンドと一緒に使用して、次のプロパティーを変更します:
プログラムの実行のセキュリティーポリシーを RGM リソース別に指定します。resource_security で使用可能な値は、SECURE、WARN、OVERRIDE、または COMPATIBILITY です。
Start や Validate などのリソースメソッドは、常に root として実行されます。メソッドの実行可能ファイルに root 以外の所有権、あるいは group または world 書き込み権がある場合は、セキュアでない状態になりますこの場合、resource_security プロパティーが SECURE に設定されていると、リソースメソッドの実行は実行時に失敗し、エラーが返されます。resource_security がその他の設定であれば、リソースメソッドは実行を許可され、警告メッセージが表示されます。最大限のセキュリティーを確保するため、resource_security を SECURE に設定してください。
resource_security 設定では、application_user リソースプロパティーを宣言するリソースタイプの動作も変更します。詳細は、r_properties(5) のマニュアルページの「application_user」セクションを参照してください。
–p オプションで指定される patchdir および patchlistfile プロパティーは、install-cluster サブコマンドとともにのみ使用されます。コアパッケージのインストール後にパッチをインストールする場合は、パッチを適用するために、ゾーンクラスタを offline-running 状態にブートする必要があります。
–p name= value は複数回指定できます。
solaris10 ブランドゾーンに適用する Oracle Solaris Cluster パッチが含まれているディレクトリを指定します。patchdir ディレクトリは必須で、ゾーンクラスタのすべてのノードで、solaris10 ブランドゾーン内部からアクセスできる必要があります。
patchlistfile を指定します。patchlistfile では、インストールするパッチのリストを含むファイルを指定します。オプションの patchlistfile が指定されていない場合、コマンドは patchdir ディレクトリ内部のすべてのパッチをインストールしようとします。patchlistfile を patchdir ディレクトリに作成し、パッチ ID を 1 行に 1 つずつリストして、インストールするパッチを示すこともできます。
DVD イメージからインストールするソフトウェアコンポーネントを指定します。
これらのコンポーネントは、コアパッケージに追加され、ゾーンクラスタまたは Geographic Edition ソフトウェアでサポートされるデータサービスにすることができます。-s all を使用すると、それ以外のコンポーネントは指定できなくなり、すべてのデータサービスと Geographic Edition ソフトウェアがインストールされます。データサービスエージェントの場合、コンポーネント名はエージェント名になります。Geographic Edition ソフトウェアの場合は、–s geo として指定します。–s を指定しない場合は、クラスタフレームワークソフトウェアのみがインストールされます。
詳細情報を標準出力 (stdout) で表示します。
コマンドのバージョンを表示します。
このオプションをほかのオプション、サブコマンド、またはオペランドと一緒に指定する場合、これらはすべて無視されます。コマンドのバージョンだけが表示されます。ほかの処理は行われません。
HTTPS 統合アーカイブの場所を使用する場合は、SSL 証明書、CA 証明書、および鍵ファイルを指定します。–x オプションは何度でも指定できます。
クローンするゾーンクラスタの名前。
クローンするソースゾーンクラスタの名前を使用します。このサブコマンドを使用する前に、ソースゾーンクラスタを停止する必要があります。
統合アーカイブに複数のゾーンが含まれている場合は、インストールのソースのゾーン名を指定します。
clzonecluster コマンドは、ゾーンクラスタの複数のリソースとプロパティーをサポートします。
clzonecluster コマンドでサポートされるリソースとプロパティーを構成するには、clzonecluster コマンドを使用する必要があります。clzonecluster コマンドでサポートされていないリソースとプロパティーの構成の詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。
次のサブセクション「リソース」および「プロパティー」では、clzonecluster コマンドでサポートされるリソースとプロパティーについて説明します。
次は、リソーススコープでサポートされるリソースタイプと、詳細が見つかる場所を一覧表示します。
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。このリソースは、クラスタスコープとノードスコープの両方で使用できます。このリソースは、個々の Oracle Solaris ゾーンレベルに渡されます。リソースがクラスタとノードスコープの両方で指定されている場合、ノードスコープのリソース情報は、ゾーンクラスタの特定のノードの Oracle Solaris ゾーンに渡されます。
admin リソースの auths プロパティーは、次の値のいずれかに設定できます:
solaris.zone.clonefrom と同等
solaris.zone.login と同等
solaris.zone.manage と同等
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。このリソースは、クラスタスコープとノードスコープの両方で使用できます。このリソースは、個々の Oracle Solaris ゾーンレベルに渡されます。リソースがクラスタとノードスコープの両方で指定されている場合、ノードスコープのリソース情報は、ゾーンクラスタの特定のノードの Oracle Solaris ゾーンに渡されます。
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。このリソースは、クラスタスコープとノードスコープで使用できます。このリソースは、個々の Oracle Solaris ゾーンレベルに渡されます。リソースがクラスタとノードスコープの両方で指定されている場合、ノードスコープのリソース情報は、ゾーンクラスタの特定のノードの Oracle Solaris ゾーンに渡されます。
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。このリソースは、クラスタスコープまたはノードスコープで使用できます。データセットはクラスタとノードスコープの両方では指定できません。
クラスタスコープのリソースは、ゾーンクラスタで高可用性 ZFS ファイルシステムに使用される ZFS データセットのエクスポートに使用されます。クラスタスコープで指定されている場合、エクスポートしたデータセットは Oracle Solaris Cluster ソフトウェアによって管理され、個別の Oracle Solaris ゾーンレベルには渡されません。データセットは、ゾーンクラスタ間で共有できません。
ノードスコープのリソースは、ローカル ZFS データセットを特定のゾーンクラスタノードにエクスポートするのに使用されます。ノードスコープで指定されている場合、エクスポートしたデータセットは Oracle Solaris Cluster ソフトウェアによって管理されず、個別の Oracle Solaris ゾーンレベルに渡されます。
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。各ノードのゾーンクラスタ向けに設けられた CPU の定数を使用できます。
このリソースは、クラスタスコープとノードスコープで使用できます。このリソースは、個々の Oracle Solaris ゾーンレベルに渡されます。リソースがクラスタとノードスコープの両方で指定されている場合、ノードスコープのリソース情報は、ゾーンクラスタの特定のノードの Oracle Solaris ゾーンに渡されます。
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。このリソースは、個々の Oracle Solaris ゾーンレベルに渡され、クラスタスコープまたはノードスコープで指定できます。ノードスコープのリソースは、ゾーンクラスタノードに固有のデバイスを追加するのに使用されます。デバイスは、1 つのゾーンクラスタに対してのみ追加できます。クラスタスコープとノードスコープの両方に同じデバイスを追加することはできません。
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。このリソースは、クラスタスコープまたはノードスコープで指定できます。fs リソースはクラスタとノードスコープの両方では指定できません。
クラスタスコープのリソースは、ゾーンクラスタで使用されるファイルシステムをエクスポートする場合に一般に使用されます。エクスポートされたファイルシステムは、Oracle Solaris Cluster ソフトウェアによって管理され、cluster-control プロパティーを false に設定した lofs ファイルシステムを除き、個別の Oracle Solaris ゾーンレベルには渡されません。cluster-control プロパティーの詳細は、このマニュアルページの「リソース」セクションの fs に関する説明を参照してください。
ノードスコープのリソースは、ローカルファイルシステムを特定のゾーンクラスタノードにエクスポートするのに使用されます。ノードスコープで指定されている場合、エクスポートしたファイルシステムは Oracle Solaris Cluster ソフトウェアによって管理されず、個別の Oracle Solaris ゾーンレベルに渡されます。
直接マウントとループバックマウントのいずれかを使用して、ファイルシステムをゾーンクラスタにエクスポートできます。直接マウントでは、指定したファイルシステムをゾーンのルート下の場所か、パスにルートゾーンが含まれるサブディレクトリにマウントすることで、ゾーンクラスタ内からファイルシステムにアクセスできます。直接マウントでは、ファイルシステムはこのゾーンクラスタに排他的に属します。ゾーンクラスタが Oracle Solaris Trusted Extensions 上で実行される場合、読み取りおよび書き込み権限の両方を付けてマウントされるファイルについては、直接マウントの使用が必須です。ゾーンクラスタは、UFS、QFS スタンドアロンファイルシステム、QFS 共有ファイルシステム、および ZFS (データセットとしてエクスポート) の直接マウントをサポートします。
ループバックマウントは、ある場所ですでにマウントされているファイルシステムを別の場所でマウントされているように見せるためのメカニズムです。ゾーンクラスタごとに 1 つのループバックマウントを使用することで、1 つのファイルシステムを複数のゾーンクラスタにエクスポートできます。これによって、1 つのファイルシステムを複数のゾーンクラスタで共有できます。管理者は、ファイルシステムを複数のゾーンクラスタで共有する前に、セキュリティー面での影響を検討する必要があります。実際のファイルシステムのマウント方法にかかわらず、ループバックマウントでは、アクセスを読み取り専用に制限することができます。
cluster-control プロパティーが適用されるのは、クラスタスコープで指定されたループバックマウントのみです。cluster-control プロパティーのデフォルト値は true です。
プロパティー値が true である場合、Oracle Solaris Cluster はこのファイルシステムを管理し、ファイルシステム情報を zonecfg コマンドに渡しません。Oracle Solaris Cluster は、ゾーンのブート後、必要に応じてゾーンクラスタノード内のファイルシステムをマウントまたはマウント解除します。
Oracle Solaris Cluster は、QFS 共有ファイルシステム、UFS、QFS スタンドアロンファイルシステム、および UFS 上の PxFS についてループバックマウントを管理できます。
プロパティー値が false である場合、Oracle Solaris Cluster はファイルシステムを管理しません。クラスタソフトウェアは、このファイルシステム情報とすべての関連情報を zonecfg コマンドに渡し、これにより各マシンでゾーンクラスタのゾーンが作成されます。この場合、Oracle Solaris ソフトウェアはゾーンのブート時にファイルシステムをマウントします。管理者は、このオプションを UFS ファイルシステムで使用できます。
管理者はクラスタスコープでループバックマウントを指定できます。cluster-control プロパティー値を false にしてループバックマウントを構成すると、共通のローカルディレクトリ (実行可能ファイルが格納されているディレクトリなど) の読み取り専用マウントに便利です。この情報は、実際のマウントを実行する zonecfg コマンドに渡されます。cluster-control プロパティー値を true にしてループバックマウントを構成すると、グローバルファイルシステム (PxFS) または共有 QFS ファイルシステムをクラスタ制御下にあるゾーンクラスタで使用できるので便利です。
QFS 共有ファイルシステム、UFS、QFS スタンドアロンファイルシステム、および ZFS は最大 1 つのゾーンクラスタに構成されます。
ネットリソースの詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。
論理ホストまたは共有アドレスなど、Oracle Solaris Cluste によって管理されるネットリソースは、クラスタスコープで指定されます。Oracle RAC VIP などのアプリケーションで管理されるネットリソースは、クラスタスコープで指定されます。これらのネットワークリソースは個別の Oracle Solaris ゾーンレベルには渡されません。
管理者は、指定された IP アドレスで使用するために、NIC (Network Interface Card、ネットワークインタフェースカード) を指定できます。システムは、次の 2 つの要件を満足させる NIC を自動的に選択します。
NIC はすでに、同じサブネットに接続されています。
NIC は、このゾーンクラスタに対して構成されています。
ノードリソースは、次の 2 つの目的を実行します。
スコープレベルの識別。ノードスコープで指定された任意のリソースは、もっぱらこの特定ノードにのみ属します。
ゾーンクラスタのノードの識別。管理者は、そのマシンのグローバルクラスタの大域ゾーンを識別することによって、ゾーンが実行するマシンの場所を識別します。各ゾーンクラスタノードの IP アドレスおよび NIC の指定はオプションです。管理者は、このノードに到達するためのネットワーク情報を識別する情報も指定します。
その特定のゾーンクラスタでは、ゾーンクラスタで使用するための NAS デバイスを構成することができません。クラスタは、NAS デバイスと通信する際にはゾーンクラスタノードの IP アドレスを使用するため、IP アドレスを持たないクラスタは、NAS デバイスのフェンシングをサポートできません。
クラスタソフトウェアによって、NIC の論理ホスト IP アドレスが有効化されます。
このリソースはノードスコープで使用できます。このリソースは、ゾーンクラスタのプライベートアダプタとして使用できるデータリンクデバイスを指定します。リソースは、ゾーンクラスタに割り当てる前に、大域ゾーンで使用できるようにする必要があります。排他的 IP ゾーンクラスタが構成されている場合は、enable_priv_net プロパティーがデフォルトで true に設定され、ゾーンクラスタのノード間のプライベートネットワーク通信が有効になります。
add node add privnet set physical=vnic1 end add privnet set physical=vnic5 end end
リソースプロパティー privnet の順序は、ゾーンクラスタのノード間のパスを形成するのに使用されます。最初のノードに指定された最初の privnet アダプタは、2 番目のノードに指定された最初の privnet パスを使用してパスを形成しようとします。privnet リソースの順序は、追加および削除操作のあとも保持されます。
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。このリソースは、クラスタスコープとノードスコープの両方で使用できます。このリソースは、個々の Oracle Solaris ゾーンレベルに渡されます。リソースがクラスタとノードスコープの両方で指定されている場合、ノードスコープのリソース情報は、ゾーンクラスタの特定のノードの Oracle Solaris ゾーンに渡されます。
sysidcfg(4) のマニュアルページを参照してください。このリソースでは、solaris10 ゾーンクラスタのすべてのソーンでシステム識別パラメータを指定します。
各リソースタイプには、1 つ以上のプロパティーがあります。次のプロパティーは、クラスタでサポートされています。
admin
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。
allowed-address
アダプタ上で plumb できる IP アドレスを指定します。特定の IP アドレスのみが許可されます。このオプションのプロパティーは、ノードスコープのネットリソースに使用されます。例:
set allowed-address=1.2.2.3/24
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。
attr
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。ゾーンクラスタは、cluster に設定されたプロパティー name、boolean に設定されたプロパティー type、および true に設定されたプロパティー value を使用します。これらのプロパティーは、ゾーンクラスタが create オプションを使用して構成されるとデフォルトで設定されます。これらのプロパティーはゾーンクラスタ構成に必須であり、変更できません。
autoboot
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。
bootargs
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。
brand
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。サポートされているブランドタイプは、solaris、solaris10、および labeled ブランドのみです。
cpu-shares
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。
device
enable_priv_net
True に設定されているとき、Oracle Solaris のプライベートネットワーク通信はゾーンクラスタのノード間で有効になります。
ip-type が shared に設定されている場合、ゾーンクラスタノード間の通信にはグローバルクラスタのプライベートネットワークが使用されます。
ip-type が exclusive に設定されている場合、ゾーンクラスタノード間の通信には指定された privnet リソースが使用されます。これらのリソースが指定されていない場合は、グローバルクラスタのプライベートネットワーク経由で仮想ネットワークインタフェース (vnic) を作成することにより、自動的にそれらが生成されます。
Oracle Solaris Cluster のゾーンクラスタノードのプライベートホスト名および IP アドレスは、システムによって自動的に生成されます。値が False に設定されている場合、プライベートネットワークは無効になります。デフォルト値は True です。
ip-type
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。サポートされている値は shared および exclusive のみです。
limitpriv
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。
max-lwps
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。
max-msg-ids
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。
max-sem-ids
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。
max-shm-ids
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。
monitor_quantum
定量値をミリ秒単位で定義します。
monitor_timeout
モニターのタイムアウトをミリ秒単位で指定します。
max-shm-memory
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。
pool
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。
zonename
ゾーンクラスタの名前と、ゾーンクラスタの各ゾーンの名前。
zonepath
ゾーンクラスタの各ゾーンのゾーンパス。
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。
詳細は、zonecfg(1M) のマニュアルページを参照してください。
physical-host、hostname、net を含みます。
physical-host – このプロパティーは、ゾーンクラスタノードをホストするグローバルクラスタノードを指定します。
hostname – このプロパティーは、物理ホストプロパティーで指定されたグローバルクラスタノードで、ゾーンクラスタノードのパブリックホスト名を指定します。
net – このリソースは、物理ホストで指定されたグローバルクラスタノードのゾーンクラスタノードによるパブリックネットワーク通信のネットワークアドレスと物理インタフェース名を指定します。
zonecfg(1M) を参照してください。
/usr/bin/sysconfig configure コマンドを使用します。sysidcfg(4) を参照してください。root_password、name_service、security_policy、system_locale、timezone、terminal、および nfs4_domain を含みます。管理者は Oracle Solaris の通常の手順に従い、あとで sysidcfg config 値をノードごとに手動で変更できます。
root_password – このプロパティーでは、ゾーンクラスタのすべてのノードで共通の root パスワードを暗号化した値を指定します。平文のパスワードは指定しないでください。/etc/shadow からの暗号化されたパスワード文字列を使用する必要があります。これは必須プロパティーです。
name_service – このオプションのプロパティーでは、ゾーンクラスタで使用されるネームサービスを指定します。ただし、大域ゾーンの /etc/sysidcfg ファイルの設定が無効になる場合があります。このプロパティーの設定を確実に正しいものにするには、clzonecluster コマンドを使用して手動で値を入力します。
security_policy – この値はデフォルトでなしに設定されます。
system_locale – この値は、デフォルトで clzonecluster コマンドの環境から取得されます。
timezone – このプロパティーでは、ゾーンクラスタで使用されるタイムゾーンを指定します。値は、デフォルトで clzonecluster コマンドの環境から取得されます。
terminal – 値はデフォルトで xterm に設定されます。
nfs4_domain – 値はデフォルトで dynamic に設定されます。
このコマンドセットにあるすべてのコマンドの終了ステータスコードの完全なリストについては、Intro(1CL) のマニュアルページを参照してください。
指定したすべてのオペランドでコマンドが成功すると、コマンドはゼロ (CL_NOERR) を返します。あるオペランドでエラーが発生すると、コマンドはオペランドリストの次のオペランドを処理します。戻り値は常に、最初に発生したエラーを反映します。
このコマンドは、次の終了ステータスコードを返します。
エラーなし
実行したコマンドは正常に終了しました。
十分なスワップ空間がありません。
クラスタノードがスワップメモリーまたはその他のオペレーティングシステムリソースを使い果たしました。
無効な引数
コマンドを間違って入力したか、–i オプションで指定したクラスタ構成情報の構文が間違っていました。
アクセス権がありません
指定したオブジェクトにアクセスできません。このコマンドを実行するには、スーパーユーザーまたは RBAC アクセスが必要である可能性があります。詳細は、su(1M)、および rbac(5) のマニュアルページを参照してください。
内部エラーが発生しました
内部エラーは、ソフトウェアの欠陥またはその他の欠陥を示しています。
I/O エラー
物理的な入出力エラーが発生しました。
そのようなオブジェクトはありません。
次のいずれかの理由のために、指定したオブジェクトを見つけることができません。
オブジェクトが存在しません。
–o オプションで作成しようとした構成ファイルへのパスのディレクトリが存在しません。
–i オプションでアクセスしようとした構成ファイルにエラーが含まれています。
オブジェクトはビジーです
アクティブなクラスタノードへの最後のクラスタインターコネクトパスからケーブルを取り外そうとしました。または、参照を削除していないクラスタ構成からノードを削除しようとしました。
オブジェクトは存在します。
指定したデバイス、デバイスグループ、クラスタインターコネクトコンポーネント、ノード、クラスタ、リソース、リソースタイプ、リソースグループ、またはプライベート文字列はすでに存在します。
無効なタイプです
–t または –p オプションで指定したタイプは存在しません。
すべての例で、zoneclustername は sczone です。最初のグローバルクラスタノードは phys-schost-1 で、2 番目のノードは phys-schost-2 です。最初のゾーンクラスタノードは zc-host-1 で、2 番目は zc-host-2 です。
使用例 1 新しいゾーンクラスタの作成次の例では、2 ノード solaris10 ブランドゾーンクラスタの作成方法を示します。zpool "tank" は、高可用性 ZFS ファイルシステムとして使用されるゾーンに委任されます。ゾーンクラスタで使用できるメモリの量を制限するために、メモリキャッピンングが使用されます。ルートパスワードを除き、デフォルトのシステム識別値が使用されます。
phys-schost-1# clzonecluster configure sczone sczone: No such zone cluster configured Use 'create' to begin configuring a new zone cluster. clzc:sczone> create -b clzc:sczone> set zonepath=/zones/timuzc clzc:sczone> set brand=solaris10 clzc:sczone> set autoboot=true clzc:sczone> set bootargs="-m verbose" clzc:sczone> set limitpriv="default,proc_priocntl,proc_clock_highres" clzc:sczone> set enable_priv_net=true clzc:sczone> set ip-type=shared clzc:sczone> add dataset clzc:sczone:dataset> set name=tank clzc:sczone:dataset> end clzc:sczone> add capped-memory clzc:sczone:capped-memory> set physical=3G clzc:sczone:capped-memory> end clzc:sczone> add rctl clzc:sczone:rctl> set name=zone.max-swap clzc:sczone:rctl> add value (priv=privileged,limit=4294967296,action=deny) clzc:sczone:rctl> end clzc:sczone> add rctl clzc:sczone:rctl> set name=zone.max-locked-memory clzc:sczone:rctl> add value (priv=privileged,limit=3221225472,action=deny) clzc:sczone:rctl> end clzc:sczone> add attr clzc:sczone:attr> set name=cluster clzc:sczone:attr> set type=boolean clzc:sczone:attr> set value=true clzc:sczone:attr> end clzc:sczone> add node clzc:sczone:node> set physical-host=ptimu1 clzc:sczone:node> set hostname=zc-host-1 clzc:sczone:node> add net clzc:sczone:node:net> set address=vztimu1a clzc:sczone:node:net> set physical=sc_ipmp0 clzc:sczone:node:net> end clzc:sczone:node> end clzc:sczone> add node clzc:sczone:node> set physical-host=ptimu2 clzc:sczone:node> set hostname=zc-host-2 clzc:sczone:node> add net clzc:sczone:node:net> set address=vztimu2a clzc:sczone:node:net> set physical=sc_ipmp0 clzc:sczone:node:net> end clzc:sczone:node> end clzc:sczone> add fs clzc:sczone:fs> set dir=/opt/local clzc:sczone:fs> set special=/usr/local clzc:sczone:fs> set type=lofs clzc:sczone:fs> add options [ro,nodevices] clzc:sczone:fs> set cluster-control=false clzc:sczone:fs> end clzc:sczone> add sysid clzc:sczone> set root_password=ZiitH.NOLOrRg clzc:sczone> set name_service="NIS{domain_name=mycompany.com name_server= ns101c-90(10.100.10.10)}" clzc:sczone> set nfs4_domain=dynamic clzc:sczone> set security_policy=NONE clzc:sczone> set system_locale=C clzc:sczone> set terminal=xterms clzc:sczone> set timezone=US/Pacific clzc:sczone> end
create サブコマンド (前述の create -b サブコマンドではなく) を使用する場合は、デフォルトのテンプレートが使用され、attr プロパティーがすでに設定されています。
ゾーンクラスタが構成されます。次のコマンドがインストールされ、広域クラスタノードからゾーンクラスタをブートします。
phys-schost-1# clzonecluster install -a absolute_path_to_archive install sczone
phys-schost-1# clzonecluster boot sczone使用例 2 統合アーカイブからのゾーンクラスタの作成
次の例では、統合アーカイブからゾーンクラスタを作成してインストールする方法を示します。統合アーカイブは、大域ゾーン、非大域ゾーン、またはゾーンクラスタノードから作成できます。統合アーカイブからのゾーンクラスタの構成およびインストールのために、クローンアーカイブと復旧用のアーカイブの両方がサポートされています。統合アーカイブをクラスタ化されていないゾーンから作成する場合は、プロパティー enable_priv_net=true を設定する必要があります。また、ゾーンのプロパティーも必要に応じて変更するようにしてください。
phys-schost-1# clzonecluster configure sczone sczone: No such zone cluster configured Use 'create' to begin configuring a new zone cluster. clzc:sczone> create -a absolute_path_to_archive -z archived_zone_1 clzc:sczone> set zonepath=/zones/sczone clzc:sczone> set enable_priv_net=true clzc:sczone> set ip-type=shared clzc:sczone> add attr clzc:sczone:attr> set name=cluster clzc:sczone:attr> set type=boolean clzc:sczone:attr> set value=true clzc:sczone:attr> end clzc:sczone> add node clzc:sczone:node> set physical-host=psoft1 clzc:sczone:node> set hostname=zc-host-1 clzc:sczone:node> add net clzc:sczone:node:net> set address=vzsoft1a clzc:sczone:node:net> set physical=sc_ipmp0 clzc:sczone:node:net> end clzc:sczone:node> end clzc:sczone> add node clzc:sczone:node> set physical-host=psoft2 clzc:sczone:node> set hostname=zc-host-2 clzc:sczone:node> add net clzc:sczone:node:net> set address=vzsoft2a clzc:sczone:node:net> set physical=sc_ipmp0 clzc:sczone:node:net> end clzc:sczone:node> end
ゾーンクラスタが構成されます。次のコマンドは、グローバルクラスタノード上の統合アーカイブからゾーンクラスタをインストールします。
phys-schost-1# clzonecluster install -a absolute_path_to_archive -z archived-zone sczone
これで、ゾーンクラスタがインストールされました。次のコマンドは、そのゾーンクラスタをブートします。
phys-schost-1# clzonecluster boot sczone使用例 3 既存のゾーンクラスタの変更
次の例では、例 1 で作成されたゾーンクラスタの構成の変更方法を示しています。追加のパブリック IP アドレスが phys-schost-2 のゾーンクラスタノードに追加されます。
高可用性ファイルシステムとして使用するために、UFS ファイルシステムがゾーンクラスタにエクスポートされます。これは、UFS ファイルシステムが Oracle Solaris Volume Manager メタデバイスで作成されていることを前提としています。
phys-schost-1# clzonecluster configure sczone clzc:sczone> add device clzc:sczone:device> set match=/dev/md/1/dsk/d100 clzc:sczone:device> end clzc:sczone> add device clzc:sczone:device> set match=/dev/md/oraset/dsk/d100 clzc:sczone:device> end clzc:sczone> select node physical-host=phys-schost-2 clzc:sczone:node> add net clzc:sczone:node:net> set address=192.168.0.3/24 clzc:sczone:node:net> set physical=bge0 clzc:sczone:node:net> end clzc:sczone:node> end clzc:sczone> add fs clzc:sczone:fs> set dir=/qfs/ora_home clzc:sczone:fs> set special=oracle_home clzc:sczone:fs> set type=samfs clzc:sczone:fs> end clzc:sczone> exit使用例 4 テンプレートとして既存のゾーンクラスタを使用した新規ゾーンクラスタの作成
次の例では、テンプレートとして例 1 で作成した sczone ゾーンクラスタを使用して、sczone1 というゾーンクラスタを作成する方法を示しています。新規ゾーンクラスタの構成は、元のゾーンクラスタと同じになります。競合を避けるために、新規ゾーンクラスタの一部のプロパティーを変更する必要があります。管理者が特定リソースを指定せずにリソースタイプを削除すると、システムはそのタイプのすべてのリソースを削除します。たとえば、remove net を指定すると、すべてのネットリソースが削除されます。
phys-schost-1# clzonecluster configure sczone1 sczone1: No such zone cluster configured Use 'create' to begin configuring a new zone cluster. clzc:sczone1> create -t sczone clzc:sczone1>set zonepath=/zones/sczone1 clzc:sczone1> select node physical-host=phys-schost-1 clzc:sczone1:node> set hostname=zc-host-3 clzc:sczone1:node> select net address=zc-host-1 clzc:sczone1:node:net> set address=zc-host-3 clzc:sczone1:node:net> end clzc:sczone1:node> end clzc:sczone1> select node physical-host=phys-schost-2 clzc:sczone1:node> set hostname=zc-host-4 clzc:sczone1:node> select net address=zc-host-2 clzc:sczone1:node:net> set address=zc-host-4 clzc:sczone1:node:net> end clzc:sczone1:node> remove net address=192.168.0.3/24 clzc:sczone1:node> end clzc:sczone1> remove dataset name=tank/home clzc:sczone1> remove net clzc:sczone1> remove device clzc:sczone1> remove fs dir=/qfs/ora_home clzc:sczone1> exit
次のオペランドがサポートされています。
ゾーンクラスタの名前。新規ゾーンクラスタの名前を指定しています。zoneclustername オペランドはすべてのサブコマンドに対してサポートされています。
クラスタ内のすべてのノードです。+ オペランドは、サブコマンドのサブセットに対してのみサポートされています。
このコマンドセットにあるすべてのコマンドの終了ステータスコードの完全なリストについては、Intro(1CL) のマニュアルページを参照してください。
指定したすべてのオペランドでコマンドが成功すると、コマンドはゼロ (CL_NOERR) を返します。あるオペランドでエラーが発生すると、コマンドはオペランドリストの次のオペランドを処理します。戻り値は常に、最初に発生したエラーを反映します。
このコマンドは、次の終了ステータスコードを返します。
エラーなし。
実行したコマンドは正常に終了しました。
十分なスワップ空間がありません。
クラスタノードがスワップメモリーまたはその他のオペレーティングシステムリソースを使い果たしました。
無効な引数。
コマンドを間違って入力したか、–i オプションで指定したクラスタ構成情報の構文が間違っていました。
内部エラーが発生しました。
そのようなオブジェクトはありません。
次のいずれかの理由のために、指定したオブジェクトを見つけることができません。
オブジェクトが存在しません。
–o オプションで作成しようとした構成ファイルへのパスのディレクトリが存在しません。
–i オプションでアクセスしようとした構成ファイルにエラーが含まれています。
操作が許可されていません
サポートされていない構成に対する操作を実行しようとしたか、サポートされていない操作を実行しました。
次の属性の説明は、attributes(5) を参照してください:
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clnode(1CL), cluster(1CL), Intro(1CL), scinstall(1M), zoneadm(1M), zonecfg(1M), clconfiguration(5CL)
スーパーユーザーはこのコマンドのすべての形式を実行できます。
すべてのユーザーがこのコマンドに –? (ヘルプ) オプションまたは –V (バージョン) オプションを指定して実行できます。
スーパーユーザー以外のユーザーが clzonecluster コマンドにサブコマンドを付けて実行するには、RBAC の承認が必要です。次の表を参照してください。
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