Oracle® Solaris Cluster リファレンスマニュアル

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更新: 2014 年 7 月、E51742-01
 
 

scprivipd (1M)

名前

scprivipd - Oracle Solaris Cluster プライベート IP アドレスサービスデーモン

形式

/usr/cluster/lib/sc/scprivipd 

説明

scprivipd デーモンは、システムのブート時に起動されます。これは、ゾーンのブートまたはシャットダウン時、あるいは、scconf 操作の結果として、割り当てられたプライベート IP アドレスを構成または構成解除するのに使用されます。

診断

scprivipd デーモンは、stdin (標準入出)、stdout (標準出力)、または stderr (標準エラー出力) と外部との直接接続はありません。すべての診断メッセージは、syslog 関数を使用して記録されます。

scprivipd デーモンはスーパーユーザーモードで実行してください。

scprivipd デーモンは Service Management Facility (SMF) サービスであり、SMF 経由で起動されます。また、scprivipd デーモンがシグナルによって強制終了された場合、SMF によって自動的に再起動されます。

SIGTERM シグナルを使用することで、scprivipd は正常に終了させることができます。同デーモンを終了させる場合、その他のシグナルは使用しないでください。

属性

次の属性については、attributes(5) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
ha-cluster/system/core
インタフェースの安定性
プライベート

関連項目

clnode(1CL), scconf(1M), syslog(3C), attributes(5)