scsetup [-f logfile]
scsetup コマンドが提供する構成機能は、コマンドを実行したときのクラスタの状態によって変わります。
scsetup コマンドをインストール後処理時に実行すると、このコマンドは定足数デバイスの構成や installmode プロパティーのリセットなどの初期設定タスクを実行します。クラスタを作成したときに自動定足数構成を使用しなかった場合、クラスタのインストール直後に scsetup コマンドを実行します。すべてのノードがクラスタに参加していることを確認してから、scsetup コマンドを実行し、installmode プロパティーをリセットします。
クラスタを作成したときに自動定足数構成を使用した場合、クラスタのインストール後に scsetup コマンドを実行する必要はありません。自動定足数構成機能は、クラスタの installmode プロパティーもリセットします。
通常のクラスタ動作中に実行すると、scsetup コマンドはメニュー選択方式のユーティリティーを提供します。このユーティリティーを使用すると、現行のクラスタ管理タスクの大部分を実行できます。
非クラスタモードのノードから発行すると、scsetup ユーティリティーは、プライベート IP アドレス範囲を変更または表示するためのメニュー選択方式のユーティリティーを提供します。この形式の scsetup ユーティリティーを開始する前に、すべてのノードを非クラスタモードにリブートしてください。
scsetup コマンドは、クラスタの任意のノードから実行できます。
このコマンドは、大域ゾーンだけで使用できます。
次のオプションがサポートされています。
コマンドログを記録するログファイル名を指定します。このオプションを指定した場合、scsetup ユーティリティーが生成するほとんどのコマンドセットは、ユーザーの応答に応じて、実行されてから記録されるか、または単に記録されます。
次の属性の詳細は、attributes(5) を参照してください。
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Intro(1CL), cltelemetryattribute(1CL ), cldevicegroup(1CL), clnode(1CL), clquorum(1CL), clreslogicalhostname(1CL ), clresourcegroup(1CL), clresourcetype(1CL), clressharedaddress(1CL), cluster(1CL),