SUNW.Proxy_SMF_scalable リソースタイプは、スケーラブルなサービス管理機能 (Service Management Facility、SMF) サービスのプロキシを表します。
SUNW.proxysmfscalable リソースタイプに対して定義される標準プロパティーと拡張プロパティーについて、これ以降のサブセクションで説明します。SUNW.Proxy_SMF_scalable リソースタイプのインスタンスに対してこれらのプロパティーを設定するには、clresource コマンドを使用します。
次のリソースプロパティーについては、r_properties(5) を参照してください。
デフォルト: 3600
最小: 60
デフォルト: 3600
最小: 60
デフォルト: 3600
最小: 60
デフォルト: 3600
最小: 60
デフォルト: 3600
最小: 60
デフォルト: 3600
最小: 60
デフォルト: SOFT
調整可能: 常時
デフォルト: ""
調整可能: 常時
デフォルト: 2
最小: 0
最大: 3
調整可能: 常時
デフォルト: 300
最大: 3600
調整可能: 常時
デフォルト: 60
調整可能: 常時
リソースによってプロキシされる SMF サービスに関する情報を含みます。値はプロキシされるすべての SMF サービスを含むファイルのパスです。ファイル内の各行は 1 つの SMF サービス専用で、svc fmri および対応するサービスマニフェストファイルのパスを指定します。たとえば、リソースが restarter_svc_test_1:default と restarter_svc_test_2:default の 2 つのサービスを管理する必要がある場合、このファイルには次の 2 行を含めるようにしてください。
<svc:/system/cluster/restarter_svc_test_1:default>, svc:/system/cluster/restarter_svc_test_1:default>, </var/svc/manifest/system/cluster/restarter_svc_test_1.xml> <svc:/system/cluster/restarter_svc_test_2:default>, </var/svc/manifest/system/cluster/restarter_svc_test_2.xml>
デフォルト: ""
調整可能: When disabled
この例では、SUNW.Proxy_SMF_scalable リソースタイプを登録して、アプリケーション用のリソースグループを作成して、負荷分散アプリケーションリソースを作成して、リソースグループを管理状態にして、そのリソースをすべて有効にして、そのリソースをオンラインにする方法を示します。
リソースタイプを登録します。
# clresourcetype -f <path-to-rtrfile> SUNW.Proxy_SMF_scalable
アプリケーション用の rg1 というリソースグループを作成します。
# clresourcegroup create rg1
myloadbalancedres という負荷分散アプリケーションリソースを作成します。
# clresource create -t SUNW.Proxy_SMF_scalable -g rg1 \ -x proxied_service_instances="/usr/local/app/svc myloadbalancedres"
/usr/local/app/svc はテキストファイルです。
リソースグループ rg1 の管理:
# clresourcegroup manage rg1
myloadbalancedres リソースを有効にします。
# clresource enable myloadbalancedres
次のコマンドを使用して、アプリケーションのステータスをチェックします。
# clresource status
pmfadm(1M), scha_resource_get(1HA), clresourcetype(1CL), clresource(1CL), clresourcegroup(1CL), attributes(5), r_properties(5)