cc [flags…] –I /usr/cluster/include file –L /usr/cluster/lib –l scha#include <scha.h>scha_err_t scha_resource_setstatus( const char *rname, const char *rgname, scha_rsstatus_t status, const char *status_msg);
scha_err_t scha_resource_setstatus_zone(const char *rname, const char *rgname, const char *zonename, scha_rsstatus_t status, const char *status_msg);
scha_resource_setstatus() および scha_resource_setstatus_zone() 関数は、Resource Group Manager (RGM) によって管理されているリソースの Status および Status_msg プロパティーを設定します。リソースのモニターは、これらの関数を使用して、モニターが感知しているリソースの状態を示します。
scha_resource_setstatus_zone() 関数は、Global_zone プロパティーが TRUE に設定されているリソースタイプにのみ使用します。Global_zone プロパティーが FALSE に設定されている場合、この関数は必要ありません。詳細は、rt_properties(5) のマニュアルページを参照してください。
rname 引数には、ステータスを設定するリソースの名前を指定します。
rgname 引数には、該当するリソースが属するリソースグループの名前を指定します。
zonename 引数は、リソースグループが実行するよう構成されているゾーンクラスタの名前を指定します。Global_zone プロパティーが TRUE に設定されている場合、リソースを含むリソースグループがゾーンクラスタで動作しているときでも、メソッドは大域ゾーンで実行されます。
status 引数には、scha_rsstatus_t 型の scha_rsstatus_t 値を指定します。これに該当するのは、SCHA_RSSTATUS_OK、SCHA_RSSTATUS_OFFLINE、SCHA_RSSTATUS_FAULTED、SCHA_RSSTATUS_DEGRADED、SCHA_RSSTATUS_UNKNOWN です。
status-msg 引数は、Status_msg プロパティーの新しい値です。status-msg 引数は NULL にすることができます。
scha_resource_setstatus() または scha_resource_setstatus_zone() 関数の呼び出しに成功すると、リソースの Status および Status_msg プロパティーが、指定した値で更新されます。リソースステータスの更新内容は、クラスタシステムログに記録され、クラスタ管理ツールによって管理できます。
scha_resource_setstatus() および scha_resource_setstatus_zone() 関数は次の値を返します:
関数の実行に成功。
関数の実行に失敗。
関数の実行に成功。
その他のエラーコードについては、scha_calls(3HA) を参照してください。
#include <scha.h> scha_err_t err_code; const char *rname = "example_R"; const char *rgname = "example_RG"; err_code = scha_resource_setstatus(rname, rgname, SCHA_RSSTATUS_OK, "No problems");
インクルードファイル
ライブラリ
次の属性の説明は、attributes(5) を参照してください:
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scha_resource_setstatus(1HA), scha_calls(3HA), scha_strerror(3HA), attributes(5), rt_properties(5)