cc [flags…] –I /usr/cluster/include file –L /usr/cluster/lib –l scha#include <scha.h> scha_err_t scha_cluster_getzone( char **zonename);
scha_cluster_getzone() 関数は、本関数の呼び出し元ゾーンを示す文字列を返します。この関数を非大域ゾーン内で呼び出すと、ゾーン名およびノード名は nodename:zonename の形式で返されます。この関数を大域ゾーン内で呼び出すと、ノード名だけが返されます。ノード名は、必ずしも Solaris システム名と一致しているとは限りません。関数はエラーステータスを返します。成功すると、関数はノード名を含む文字列と、zonename 引数によってポイントされた場所にあるゾーン名も返します。
呼び出しに失敗した場合、zonename 引数に NULL が設定されます。scha_cluster_getzone() 関数の呼び出し元には、標準 C ライブラリ関数の free(3C) を使用して、返される文字列に割り当てられたメモリーを解放する責任があります。メモリーの解放が必要になるのは、この関数が成功した場合だけです。
scha_cluster_getzone() 関数の戻り値は次のとおりです。
関数の実行に成功。
関数の実行に失敗。
関数の実行に成功。
その他のエラーコードについては、scha_calls(3HA) を参照してください。
scha_err_t err_code; char *zonename; err_code = scha_cluster_getzone(&zonename); ... if (zonename != NULL) free(zonename);
インクルードファイル
ライブラリ
次の属性については、attributes(5) を参照してください。
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free(3C), scha_calls(3HA), scha_cluster_get(3HA), scha_cluster_getnodename(3HA), scha_strerror(3HA), attributes(5)