Oracle® Solaris Cluster リファレンスマニュアル

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更新: 2014 年 7 月、E51742-01
 
 

scdpmd.conf (4)

名前

scdpmd.conf - ディスクパスモニタリングデーモン構成ファイル

形式

/etc/cluster/scdpm/scdpmd.conf

説明

scdpmd デーモンは、ディスクパスをモニターし、パスに障害がある場合に、適切なアクションを実行します。調整可能プロパティーを持つ構成ファイル /etc/cluster/scdpm/scdpmd.conf を作成または変更してこのデーモンを調整し、SIGHUP 信号を scdpmd デーモンに送り、構成ファイルを読み取ることができます。

# pkill -HUP scdpmd

scdpmd.conf ファイルの次のプロパティーを調整できます。

Ping_interval
説明

ディスクパスステータスチェックの間隔 (秒)

デフォルト

600

最小

20

最大

3600

Ping_retry
説明

障害時にディスクパスステータスをクエリーする再試行回数

デフォルト

3

最小

2

最大

10

Ping_timeout
説明

ディスクパスステータスをクエリーするタイムアウト(秒)

デフォルト

30

最小

1

最大

1800

次は有効なscdpmd.confファイルの例です:


Ping_interval = 120
Ping_retry = 5
Ping_timeout = 10

属性

次の属性については、attributes(5) を参照してください。

属性タイプ
属性値
インタフェースの安定性
発展中

関連項目

cldevice(1CL), clnode(1CL)