8.132 QLogic cLOM8214 1/10ギガビット・イーサネットNICの名前変更が誤っている

初期インストール時にシステムによっては、udevによってQLogic cLOM8214 1/10GbEイーサネット・ポートの名前が__tmpxxxxxxxxに変更される場合があります。 これは、ポートの初期化が低速であることが原因です。

回避策: QLogic cLOM8214 1/10GbEイーサネットNICが使用すべきインタフェース名(eth1など)を決定します。 構成するQLogic cLOM8214 1/10GbEイーサネットNICのMACアドレスを探します。 次のコマンドを実行し、出力を調べて誤って名前が付けられたインタフェースを探します。

# cat /etc/issue
IF : bond0      MAC : 1c:c1:de:74:b9:34 IP : 10.211.1.135
IF : eth0       MAC : 1c:c1:de:74:b9:34
IF : eth1       MAC : 1c:c1:de:74:b9:35
IF : __tmp713192749     MAC : 24:be:05:ef:5a:f4 

/etc/sysconfig/network-scriptsで、使用する必要があるインタフェース名のifcfg-ethx構成ファイルを作成し、このファイルにこのインタフェース名に割り当てるNICのMACアドレスを表す行が含まれていることを確認します。 たとえば、前のコマンドの出力例を使用すると、次の内容を含む新しいファイルを/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth2に作成できます。

DEVICE=eth2
BOOTPROTO=none
HWADDR=24:BE:05:EF:5A:F4
ONBOOT=yes

最後に、ifconfigコマンドを使用してこのインタフェースを起動します。 次に例を示します。

ifconfig eth2 up

Oracle Bug#15897549