8.23 (SPARCのみ) NFSv4委任がクラスタ・ハートビートを妨げ、NFSv3を使用するとRPCエラーPROGRAM/VERSION MISMATCHが発生する

SPARCベースのサーバー・プールに対するサーバー・プール・クラスタリングでは、クラスタのタイムアウト値を超えるNFSv4書込み委任失効タイムアウトが発生し、サーバーの自動フェンシングが行われることがあります。

NFSv3を使用すると、RPCエラーが発生して"PROGRAM/VERSION MISMATCH"がレポートされ、NFSv3のロック・メカニズムによってクラスタ・データベースがハングアップすることがあるため、NFSv3は使用できません。 これは予期された動作です。

回避策: この問題の回避策はありません。 SPARCクラスタリングではNFSv4のみがサポートされています。正常に機能させるためには、委任を無効にする必要があります。

Oracle Bug#18997487、Oracle Bug#20443098、Oracle Bug#21317571