8.125 (x86のみ) Solaris 10リリース8/11のゲストの起動時にハングアップする

Oracle Solaris 10リリース8/11で仮想マシンを起動する場合、コピーライト情報画面が表示されるとゲストOSがハングアップします。 これは、dom0でのCPUID処理によるもので、Westmere-EPファミリのCPUを持つプラットフォームでSolarisの不具合がトリガーされます。

回避策: Solaris 10を動作させるには、Oracle VM Managerからこの仮想マシンを強制終了し、次の手動の修正を適用します。

  1. 起動時に、grubメニューを編集して、-kdカーネル起動パラメータを追加します。 これにより、Solarisカーネル・デバッガが実行します。

  2. Solaris kmdbまでの起動順序を続行します。

  3. kmdbプロンプトで、次のコマンドを入力します。

    Welcome to kmdb
    [0]> apix_enable/W 0
  4. :cと入力して、システムの起動順序を続行します。

  5. Solarisをインストールして、正常に起動して、/etc/systemに次の行を追加して、この修正を保持します。

    set apix_enable = 0

Oracle Bug#13876544